報告された死亡例

報告された死亡例

 日本での死亡事例6例の死因を見ると、脳出血や急性心不全など、血管性の疾患が多いことは明らかだ。厚労省は前出の分科会で、血栓症はワクチンを打たなくても自然に起こりえるものであると説明する。しかし、その一方で、死亡事例6例のうち、《ワクチンと症状名との因果関係が認められないもの》は1件もない、とも発表しているのだ。

「遺族の意向により病理解剖がされなかったので、明確な因果関係が証明できないという理由もありますが、ワクチンの副反応との関係を否定はできないということが、リスクを物語っているように思えます」(前出・全国紙社会部記者)

 ワクチン接種に懐疑的な見方を示すのは医療ジャーナリストの鳥集徹氏だ。

「たとえば、インフルエンザワクチンは毒素をなくした病原体の一部が入っている不活化ワクチンですが、コロナワクチンはウイルスの遺伝子情報を体に打ち込みます。そうした遺伝子ワクチンを人間が打つのは初めてなので、長期的に体にどんな影響が出るのかはまったくわかりません。

 海外では条件付き承認や緊急使用許可をされたに過ぎず、本当に治験の結果通りの効果が得られるかも不明です。接種を受けるのは、壮大な社会実験に参加するようなものなのです。それに、日本は欧米などに比べ、感染率、死亡率も低く、ワクチンを打つメリットは高くない。なので私は接種する気はありません」

 医療従事者限定でワクチン接種を開始して、わずか1か月半で6人の死亡例が発生したのは、果たして偶然なのだろうか。

※女性セブン2021年4月29日号

関連記事

トピックス

事実上の戦力外となった前田健太(時事通信フォト)
《あなたとの旅はエキサイティングだった》戦力外の前田健太投手、元女性アナの年上妻と別居生活 すでに帰国の「惜別SNS英文」の意味深
NEWSポストセブン
1992年にデビューし、アイドルグループ「みるく」のメンバーとして活躍したそめやゆきこさん
《熱湯風呂に9回入湯》元アイドル・そめやゆきこ「初海外の現地でセクシー写真集を撮ると言われて…」両親に勘当され抱え続けた“トラウマ”の過去
NEWSポストセブン
笑顔に隠されたムキムキ女将の知られざる過去とは…
《老舗かまぼこ屋のムキムキ女将》「銭湯ではタオルで身体を隠しちゃう」一心不乱に突き進む“筋肉道”の苦悩と葛藤、1度だけ号泣した過酷減量
NEWSポストセブン
左:激太り後の水原被告、右:
【激太りの近況】水原一平氏が収監延期で滞在続ける「家賃2400ドル新居」での“優雅な生活”「テスラに乗り、2匹の愛犬とともに」
NEWSポストセブン
折田楓氏(本人のinstagramより)
「身内にゆるいねアンタら、大変なことになるよ!」 斎藤元彦兵庫県知事と「merchu」折田楓社長の“関係”が県議会委員会で物議《県知事らによる“企業表彰”を受賞》
NEWSポストセブン
“ボディビルダー”というもう一つの顔を持つ
《かまぼこ屋の若女将がエプロン脱いだらムキムキ》体重24キロ増減、“筋肉美”を求めて1年でボディビル大会入賞「きっかけは夫の一声でした」
NEWSポストセブン
チームを引っ張るドミニカ人留学生のエミールとユニオール(筆者撮影、以下同)
春の栃木大会「幸福の科学学園」がベスト8入り 元中日監督・森繁和氏の計らいで来日したドミニカ出身部員は「もともとクリスチャンだが幸福の科学のことも学んでいる」と語る
NEWSポストセブン
横山剣(右)と岩崎宏美の「昭和歌謡イイネ!」対談
【横山剣「昭和歌謡イイネ!」対談】岩崎宏美が語る『スター誕生!』秘話 毎週500人が参加したオーディション、トレードマークの「おかっぱ」を生んだディレクターの“暴言”
週刊ポスト
”乱闘騒ぎ”に巻き込まれたアイドルグループ「≠ME(ノットイコールミー)」(取材者提供)
《現場に現れた“謎のパーカー集団”》『≠ME』イベントの“暴力沙汰”をファンが目撃「計画的で、手慣れた様子」「抽選箱を地面に叩きつけ…」トラブル一部始終
NEWSポストセブン
母・佳代さんのエッセイ本を絶賛した小室圭さん
小室圭さん “トランプショック”による多忙で「眞子さんとの日本帰国」はどうなる? 最愛の母・佳代さんと会うチャンスが…
NEWSポストセブン
春の雅楽演奏会を鑑賞された愛子さま(2025年4月27日、撮影/JMPA)
《雅楽演奏会をご鑑賞》愛子さま、春の訪れを感じさせる装い 母・雅子さまと同じ「光沢×ピンク」コーデ
NEWSポストセブン
自宅で
中山美穂はなぜ「月9」で大記録を打ち立てることができたのか 最高視聴率25%、オリコン30万枚以上を3回達成した「唯一の女優」
NEWSポストセブン