エイプリルフールに「テスラ社が破綻した」
だが、その内容に驚かされることも多い。
2018年4月1日のエイプリルフールには、「テスラ社が破綻した」とイーロンはツイートした。すると、テスラ株は8%も下落してしまった。
自動車メーカーのテスラはイーロンのもう一つの会社で、電気自動車を世界に普及させようと2004年に出資し会長になり、今はCEOを務めている。
なぜ、イーロンはテスラの経営に参画したのか? 理由は簡単だ。火星ロケットはすぐには出来ない。しかし、その間も地球の環境悪化は進んでいく。ならばガソリン車に代わって電気自動車を作って普及させ、環境悪化を少しでも食い止めようと考えたからだ。
いま流行りのSDGsに照らしてみると、イーロン・マスクは持続可能な社会の実現のために会社を起こし、問題解決に取り組んでいる。つまり、テスラもスペースXもSDGsの元祖のような会社と言える。
理解不能な息子の名前
エイプリルフールとは言え、「テスラ社が破綻した」とツイートすれば、頑張るテスラの足を引っ張ることぐらい分かりそうだが、普通の人の感覚ではイーロンの言動は絶対に理解できない。
余談だが、イーロンはバツ2で子供が6人いる。3番目の妻、ミュージシャンのグライムスとの間に産まれた息子の名前も理解できないものだった。
息子の名前は、「エックス・エーアイ・エー・トゥエルブ」と読むが、表記は英数字と合体文字から成り、そのままで判読できる人はまずいない。
「エックス」は未知の変数、「エーアイ」は Ai 、「エー・トゥエルブ」はA-12で、航空機SR-71の先駆けの航空機のことで、二人がお気に入りだそうだが、そんな説明をされても誰もピンとこない。イーロンは息子を「エックス」と呼んでいるそうだが、将来が心配だ。