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2021.05.25 11:00  週刊ポスト

紀州のドン・ファンを刺した元暴力団幹部が自民党支部代表になっていた

和歌山に絶大な権勢を誇る二階氏(左端は出迎える和歌山県知事/時事通信フォト)

和歌山に絶大な権勢を誇る二階氏(左端は出迎える和歌山県知事/時事通信フォト)

 そんな齟齬があり得るのだろうか。まして、和歌山は自民党のドンである二階俊博・幹事長のお膝元である。政治資金オンブズマン共同代表を務める神戸学院大学法学部教授・上脇博之氏はこう指摘する。

「前任者が逮捕されているだけに、その後任選びは慎重に行なわねばならないのは当然です。支部が勝手に代表者交代の届け出を選管にしたということですが、和歌山県連の監督の杜撰さを指摘せざるを得ません。

 支部で集められた自民党員には自民党総裁選の投票権があり、その選挙結果で自民党総裁、つまり総理大臣が決まる。総理選びの一翼を担う政党支部の代表が、無責任に選ばれているということは問題でしょう」

 B氏本人に話を聞くと、「(野崎氏への強盗致傷事件については)もう20年も前の話です。何か関係あるんですか?(A氏の詐欺事件は)Aが個人でやっていたこと。うちの会員は一切関わっていません」とのこと。さらに、県連が代表就任を承認していなかったことについては「ノーコメント」と語った。

 過去に幾度となく問題となってきた政治と闇社会の関係は、今もブラックボックスの中なのか。

※週刊ポスト2021年6月4日号

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