「真夜中に私に電話をかけてきて、“今、布団の中で『リンゴ追分』を歌おうとしたら、苦しくてワンコーラスも歌えないんだよ。この天下の美空ひばりがだよ……。だから、メイコ、もう一度入院する”と暗い声で話していました。それがひばりサンと交わした最後の言葉になりました」(同前)
その不屈の生きざまは、同時代を生きた日本人の心に今も刻まれている。
※週刊ポスト2021年6月4日号
「真夜中に私に電話をかけてきて、“今、布団の中で『リンゴ追分』を歌おうとしたら、苦しくてワンコーラスも歌えないんだよ。この天下の美空ひばりがだよ……。だから、メイコ、もう一度入院する”と暗い声で話していました。それがひばりサンと交わした最後の言葉になりました」(同前)
その不屈の生きざまは、同時代を生きた日本人の心に今も刻まれている。
※週刊ポスト2021年6月4日号