芸能

『コントが始まる』で注目増す仲野太賀 場の空気変える“受け手”の力

(写真/時事通信社)

若手俳優の中でも実力派として注目を浴びる仲野太賀(写真/時事通信社)

 現在放送中のドラマ『コントが始まる』(日本テレビ系)。菅田将暉(28才)や有村架純(28才)など“主役級”の若手俳優陣が勢揃いしているが、中でも特に注目を集めているのが仲野太賀(28才)だ。SNSなどの口コミでは、「ドラマを見てから仲野太賀が好きになった」、「感情の変化の滑らかさに驚かされる」といった声が多く見られ、放送を重ねるごとに注目度が上がっているようだ。仲野の魅力について、映画や演劇に詳しいライターの折田侑駿さんが解説する。

 * * *
 若い世代から大人まで、幅広い視聴者層の間で反響を呼んでいる『コントが始まる』。人生の岐路に立たされたお笑いトリオの3人と、その周囲の者たちの姿を描いた青春群像劇だ。主要キャストには、菅田将暉や神木隆之介(28才)、仲野太賀、有村架純、古川琴音(24才)の5人が並び、若手ながらも豊富なキャリアに裏打ちされた彼らの演技が、多くの共感を呼んでいるようである。

 本作は、『プロポーズ大作戦』(2007年/フジテレビ系)や『もみ消して冬〜わが家の問題なかったことに〜』(2018年/日本テレビ系)など、数々の人気ドラマの脚本を手掛けてきた金子茂樹(46才)によるオリジナル作品。菅田の単独主演作ではあるが、5人の若者の姿を描いた群像劇のため、“全員が主役”という側面を持っている。実際、彼ら5人は誰もが主役級の俳優だ。年少の古川は経験年数的にはまだまだ“新人”だが、すでにヒロインや、オムニバス映画の一編にて主演を務めるなどしている。現在の活躍ぶりからして、数年後には他の4人のような存在になっていることだろう。

 あらすじはこうだ。「結成から10年経ってもブレイクしなければ解散」という約束を掲げて活動を続けてきた、お笑いトリオ・マクベスの春斗(菅田)、潤平(仲野)、瞬太(神木)ら3人。物語は、彼らが数少ないファンに向けて“解散宣言”をしたことから始まった。この数少ないファンの一人が中浜里穂子(有村)で、彼女もまた人生につまずいている存在。しかし、マクベスが心の支えとなり、少しずつ前進し始める。ここに里穂子の妹・つむぎ(古川)も加わり、笑いあり、涙ありの人間ドラマを展開している。

関連キーワード

関連記事

トピックス

Mrs. GREEN APPLEのギター・若井滉斗とNiziUのNINAが熱愛関係であることが報じられた(Xより/時事通信フォト)
《ミセス事務所がグラドルとの二股を否定》NiziU・NINAがミセス・若井の高級マンションへ“足取り軽く”消えた夜の一部始終、各社取材班が集結した裏に「関係者らのNINAへの心配」
NEWSポストセブン
山本由伸(右)の隣を歩く"新恋人”のNiki(TikTokより)
《チラ映り》ドジャース・山本由伸は“大親友”の元カレ…Niki「実直な男性に惹かれるように」直近で起きていた恋愛観の変化【交際継続か】
NEWSポストセブン
保護者責任遺棄の疑いで北島遥生容疑者(23)と内縁の妻・エリカ容疑者(22)ら夫妻が逮捕された(Instagramより)
《市営住宅で0歳児らを7時間置き去り》「『お前のせいだろ!』と男の人の怒号が…」“首タトゥー男”北島遥生容疑者と妻・エリカ容疑者が住んでいた“恐怖の部屋”、住民が通報
NEWSポストセブン
モデル・Nikiと山本由伸投手(Instagram/共同通信社)
《交際説のモデル・Nikiと歩く“地元の金髪センパイ”の正体》山本由伸「31億円豪邸」購入のサポートも…“470億円契約の男”を管理する「幼馴染マネージャー」とは
NEWSポストセブン
学業との両立も重んじている秋篠宮家の長男・悠仁さま(学生提供)
「おすすめは美しい羽のリュウキュウハグロトンボです」悠仁さま、筑波大学学園祭で目撃された「ポストカード手売り姿」
NEWSポストセブン
モデル・Nikiと山本由伸投手(Instagram/共同通信社)
「港区女子がいつの間にか…」Nikiが親密だった“別のタレント” ドジャース・山本由伸の隣に立つ「テラハ美女」の華麗なる元カレ遍歴
NEWSポストセブン
米大リーグ、ワールドシリーズ2連覇を達成したドジャースの優勝パレードに参加した大谷翔平と真美子さん(共同通信社)
《真美子さんが“旧型スマホ2台持ち”で参加》大谷翔平が見せた妻との“パレード密着スマイル”、「家族とのささやかな幸せ」を支える“確固たる庶民感覚”
NEWSポストセブン
高校時代の安福容疑者と、かつて警察が公開した似顔絵
《事件後の安福久美子容疑者の素顔…隣人が証言》「ちょっと不思議な家族だった」「『娘さん綺麗ですね』と羨ましそうに…」犯行を隠し続けた“普通の生活”にあった不可解な点
デート動画が話題になったドジャース・山本由伸とモデルの丹波仁希(TikTokより)
《熱愛説のモデル・Nikiは「日本に全然帰ってこない…」》山本由伸が購入していた“31億円の広すぎる豪邸”、「私はニッキー!」インスタでは「海外での水着姿」を度々披露
NEWSポストセブン
優勝パレードには真美子さんも参加(時事通信フォト/共同通信社)
《頬を寄せ合い密着ツーショット》大谷翔平と真美子さんの“公開イチャイチャ”に「癒やされるわ~」ときめくファン、スキンシップで「意味がわからない」と驚かせた過去も
NEWSポストセブン
生きた状態の男性にガソリンをかけて火をつけ殺害したアンソニー・ボイド(写真/支援者提供)
《生きている男性に火をつけ殺害》“人道的な”窒素吸入マスクで死刑執行も「激しく喘ぐような呼吸が15分続き…」、アメリカでは「現代のリンチ」と批判の声【米アラバマ州】
NEWSポストセブン
安福久美子容疑者(69)の学生時代
《被害者夫と容疑者の同級生を取材》「色恋なんてする雰囲気じゃ…」“名古屋・26年前の主婦殺人事件”の既婚者子持ち・安福久美子容疑者の不可解な動機とは
NEWSポストセブン