昨年4月にペンタゴンが公開した「UFO画像」(時事)

昨年4月にペンタゴンが公開した「UFO画像」(時事)

 先に発表された映像に映っているのは、アメリカ軍が極秘裏に開発しているプラズマ兵器の可能性がある一方で、「地球外知的生命体」、つまり異星人による飛翔体の可能性も十分あると思っています。アメリカ軍の中枢は、その事実を知っているはずです。6月には報告書が議会に提出されるということで、長年ベールに包まれてきた異星人のUFOについての情報が少しでも公に開示されることを願っています。

実はUFO論争に関しては日本でも昨年、大きな進展がありました。 航空自衛隊の中に「宇宙作戦隊」が新設されたのです(2020年5月に防衛相直轄部隊として新編)。ただ、河野太郎・防衛相(当時)は当初、これはあくまで“スペースデブリ”と呼ばれる宇宙のゴミを掃除することを目的にしており、UFOに関することは対象にしていない、という主旨のコメントをTwitterなどでしていた。

 しかし、8月に日本の宇宙作戦隊とアメリカの宇宙軍のトップ同士が会談し、色々な取り決めをしたことで流れが変わりました。その後、河野さんは9月に「自衛隊でもUFOに遭遇した時のマニュアルを作ります」と発表しました。つまり日本政府も米国と同様、「UFOは実在する」という前提に立っているということです。

 それ以降、自衛隊のパイロットはドローンも含めて未確認の物体が飛んでいたらすべて捕捉して報告することが義務付けられました。それまでは「UFOを見た」などと報告すれば、「何を言っているんだ」と一笑に付されたかもしれませんが、今後は日本でも目撃の報告が増えていくかもしれません。

 今後も私たち『ムー』は、UFOの真相に一歩でも近づけるよう情報収集と検証を重ねていきたいと思います。

関連キーワード

関連記事

トピックス

NHK中川安奈アナウンサー(本人のインスタグラムより)
《広島局に突如登場》“けしからんインスタ”の中川安奈アナ、写真投稿に異変 社員からは「どうしたの?」の声
NEWSポストセブン
カラオケ大会を開催した中条きよし・維新参院議員
中条きよし・維新参院議員 芸能活動引退のはずが「カラオケ大会」で“おひねり営業”の現場
NEWSポストセブン
コーチェラの出演を終え、「すごく刺激なりました。最高でした!」とコメントした平野
コーチェラ出演のNumber_i、現地音楽関係者は驚きの称賛で「世界進出は思ったより早く進む」の声 ロスの空港では大勢のファンに神対応も
女性セブン
文房具店「Paper Plant」内で取材を受けてくれたフリーディアさん
《タレント・元こずえ鈴が華麗なる転身》LA在住「ドジャー・スタジアム」近隣でショップ経営「大谷選手の入団後はお客さんがたくさん来るようになりました」
NEWSポストセブン
元通訳の水谷氏には追起訴の可能性も出てきた
【明らかになった水原一平容疑者の手口】大谷翔平の口座を第三者の目が及ばないように工作か 仲介した仕事でのピンハネ疑惑も
女性セブン
襲撃翌日には、大分で参院補選の応援演説に立った(時事通信フォト)
「犯人は黙秘」「動機は不明」の岸田首相襲撃テロから1年 各県警に「専門部署」新設、警備強化で「選挙演説のスキ」は埋められるのか
NEWSポストセブン
歌う中森明菜
《独占告白》中森明菜と“36年絶縁”の実兄が語る「家族断絶」とエール、「いまこそ伝えたいことが山ほどある」
女性セブン
大谷翔平と妻の真美子さん(時事通信フォト、ドジャースのインスタグラムより)
《真美子さんの献身》大谷翔平が進めていた「水原離れ」 描いていた“新生活”と変化したファッションセンス
NEWSポストセブン
羽生結弦の元妻・末延麻裕子がテレビ出演
《離婚後初めて》羽生結弦の元妻・末延麻裕子さんがTV生出演 饒舌なトークを披露も唯一口を閉ざした話題
女性セブン
古手川祐子
《独占》事実上の“引退状態”にある古手川祐子、娘が語る“意外な今”「気力も体力も衰えてしまったみたいで…」
女性セブン
ドジャース・大谷翔平選手、元通訳の水原一平容疑者
《真美子さんを守る》水原一平氏の“最後の悪あがき”を拒否した大谷翔平 直前に見せていた「ホテルでの覚悟溢れる行動」
NEWSポストセブン
5月31日付でJTマーヴェラスから退部となった吉原知子監督(時事通信フォト)
《女子バレー元日本代表主将が電撃退部の真相》「Vリーグ優勝5回」の功労者が「監督クビ」の背景と今後の去就
NEWSポストセブン