ライフ

釣り系YouTuberマルコスに密着「自信あんねん」ナマズと6時間格闘

密着取材中に50センチ超のナマズを釣り上げたマルコス

密着取材中に50センチ超のナマズを釣り上げたマルコス

 空前の釣りブームと言われる2021年、SNSの存在抜きに、そのブームは語れない。インスタグラムで「#釣りガール」と検索すると42万件の投稿がヒット。釣りをする女性のためのコミュニティサイト「釣りガール」には4万人を超えるユーザーが集まっている。そしてもちろんYouTubeにも人気“釣り系ユーチューバー”がいる。なかでも今、大注目なのがマルコスだ。

 2019年にブラジルで開催された「グレートアマゾンワールドフィッシングラリー」に日本代表の一人として出場すると、見事初代アマゾンクイーンに輝く活躍ぶり。メディア出演も多く、天真爛漫なキャラクターが楽しいYouTubeは登録者数40万人を超える人気となっている。そんなマルコスの動画撮影に密着した。

「怪魚ハンター」を名乗るマルコスは海外に遠征することも多いが、コロナ禍で昨年から釣り場は国内。それでも怪魚ハンターだけあって、ナマズやライギョ、ティラピアなどの大物を追うことが多い。この日は奈良県内の水路でナマズを狙った。

「自信あんねん。めっちゃ早く終わったらどうしよ」などと言いながら水路を物色するマルコス。しかし前日に降った大雨のせいで水の流れが普段より速く、なかなかヒットしない。たまにアタリが来るも、惜しいところでバレてしまう。それでも本人は「ナマズ釣りの魅力は、トップ(水面や浅い水中での釣り)で捕食シーンが見られるところ。あと、あいつら下手くそやから1回食いついてもダメで追い食いしてきたりする。そういうのもおもしろい」と楽しそうだ。

 用水路のような身近な場所で釣りをしていると、通りがかった人に声をかけられることもしばしば。大阪出身のマルコスは奈良でも有名人で、皆気軽に「今日は何狙ってるの?」と話しかけてくる。そんな人たちと釣り場などの情報交換をするのもマルコススタイルだ。中にはSNSで目撃情報を知り、わざわざ探して会いに来た人もいた。

 何度かポイントを変えつつ粘っていたそのとき、とうとう大きなアタリが! 今度はうまく引き上げ、50センチ超のナマズをゲット。「やりました!」と最高の笑顔をみせてくれた。

撮影/内海裕之

※週刊ポスト2021年7月2日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

今季から選手活動を休止することを発表したカーリング女子の本橋麻里(Xより)
《日本が変わってきてますね》ロコ・ソラーレ本橋麻里氏がSNSで参院選投票を促す理由 講演する機会が増えて…支持政党を「推し」と呼ぶ若者にも見解
NEWSポストセブン
白石隆浩死刑囚
《女性を家に連れ込むのが得意》座間9人殺害・白石死刑囚が明かしていた「金を奪って強引な性行為をしてから殺害」のスリル…あまりにも身勝手な主張【死刑執行】
NEWSポストセブン
失言後に記者会見を開いた自民党の鶴保庸介氏(時事通信フォト)
「運のいいことに…」「卒業証書チラ見せ」…失言や騒動で謝罪した政治家たちの実例に学ぶ“やっちゃいけない謝り方”
NEWSポストセブン
球種構成に明らかな変化が(時事通信フォト)
大谷翔平の前半戦の投球「直球が6割超」で見えた“最強の進化”、しかしメジャーでは“フォーシームが決め球”の選手はおらず、組み立てを試行錯誤している段階か
週刊ポスト
参議院選挙に向けてある動きが起こっている(時事通信フォト)
《“参政党ブーム”で割れる歌舞伎町》「俺は彼らに賭けますよ」(ホスト)vs.「トー横の希望と参政党は真逆の存在」(トー横キッズ)取材で見えた若者のリアルな政治意識とは
NEWSポストセブン
ベビーシッターに加えてチャイルドマインダーの資格も取得(横澤夏子公式インスタグラムより)
芸人・横澤夏子の「婚活」で学んだ“ママの人間関係構築術”「スーパー&パークを話のタネに」「LINE IDは減るもんじゃない」
NEWSポストセブン
LINEヤフー現役社員の木村絵里子さん
LINEヤフー現役社員がグラビア挑戦で美しいカラダを披露「上司や同僚も応援してくれています」
NEWSポストセブン
モンゴル滞在を終えて帰国された雅子さま(撮影/JMPA)
雅子さま、戦後80年の“かつてないほどの公務の連続”で体調は極限に近い状態か 夏の3度の静養に愛子さまが同行、スケジュールは美智子さまへの配慮も 
女性セブン
場所前には苦悩も明かしていた新横綱・大の里
新横綱・大の里、場所前に明かしていた苦悩と覚悟 苦手の名古屋場所は「唯一無二の横綱」への起点場所となるか
週刊ポスト
医療的ケア児の娘を殺害した母親の公判が行われた(左はイメージ/Getty、右は福岡地裁)
24時間介護が必要な「医療的ケア児の娘」を殺害…無理心中を計った母親の“心の線”を切った「夫の何気ない言葉」【判決・執行猶予付き懲役3年】
NEWSポストセブン
近況について語った渡邊渚さん(撮影/西條彰仁)
渡邊渚さんが綴る自身の「健康状態」の変化 PTSD発症から2年が経ち「生きることを選択できるようになってきた」
NEWSポストセブン
昨年12月23日、福島県喜多方市の山間部にある民家にクマが出現した(写真はイメージです)
《またもクレーム殺到》「クマを殺すな」「クマがいる土地に人間が住んでるんだ!」ヒグマ駆除後に北海道の役場に電話相次ぐ…猟友会は「ヒグマの肉食化が進んでいる」と警鐘
NEWSポストセブン