• TOP
  • ライフ
  • 高コレステロール薬 75歳以上では副作用のデメリット大きいことも

ライフ

2021.09.14 11:00  週刊ポスト

高コレステロール薬 75歳以上では副作用のデメリット大きいことも

「服用のメリットより、副作用などのデメリットが大きいと考えています。

 現在、私は高齢者施設で診療をしていますが、その年代で高脂血症の人はほとんどいません。悪く言えば栄養低下の始まりですが、高脂血症になるほど高栄養の食事をしていないのです。女性は特に顕著で、海外の論文では、LDLコレステロール値が100の人が10年後に心筋梗塞を起こすリスクを1とすると、200の女性が起こすリスクは1.1で、ほとんど差がないと出ています。

 ただし、自己判断での減薬・断薬は厳禁です。必ず主治医に相談しましょう」

【プロフィール】
岡田正彦(おかだ・まさひこ)/1946年生まれ。新潟大学医学部医学科卒業。水野記念病院理事・水野介護老人保健施設長。LDLコレステロールの測定法を開発した第一人者として知られる。著書に『人はなぜ太るのか-肥満を科学する』など。

※週刊ポスト2021年9月17・24日号

関連記事

トピックス