芸能

娘を売り出し始めた山田優「弟は社長!」最強の芸能ファミリー誕生へ

山田優と弟の山田親太朗(右)

娘と親子共演を果たした山田優。隣には弟で社長に就任した山田親太朗(写真は2019年)

 この秋に、10月で7才になる長女と、ファッションブランド「GAP」のキャンペーンで、初の親子共演を果たした女優の山田優(37才)。昨年末限りで22年間所属していた芸能事務所を退所して、独立した今年は、幅広い活動を始めている。

 前事務所とは円満での独立だった。夫の俳優・小栗旬(38才)が、数年前から米国ハリウッドへ進出。コロナ禍前には家族でロサンゼルスに移住して、山田は長らく芸能関係の仕事をセーブしていた。あるスポーツ紙記者は「月給制だった山田さんは、家庭とコロナ禍で芸能活動が満足にできない状態で、事務所サイドに申し訳ない気持ちを抱えていた。彼女はプロ意識が高く、お給料が自動的に払われ続ける状況に彼女自身、納得していない様子でしたから。事務所と合意した上で退所したのです」と話す。

 だが、独立後の彼女はむしろ多忙を極めている。ルームウェアブランドや子供向けのふりかけをプロデュースしたりと、「ママタレ」としての活動が目立ち始めた。

「3人の子供を持ちながら、いつまでもきれいでスタイルも良い。ママタレとしては、最強のアイコンじゃないでしょうか。しかも、夫は小栗さんですからね。非の打ち所がありません」(広告代理店関係者)

 誰もが羨む家族環境と言えそうだが、山田にとって今後のビジネスの根幹は、そのファミリーにあるといえるかもしれない。

 これまで、子供の性別も非公表にしていた山田だが、今回は「最初悩みましたが、娘がやりたい! と言ったので、その気持ちに応えたいと思い、お引き受けさせて頂きました」と、GAPのオファーを受けた理由をコメントした。GAPの実店舗では、山田の横に金髪で顔が隠れた愛娘も大きく写るポスターが貼られている。
 
 ある芸能関係者は「彼女は今後、自身の家族と共にビジネスを展開していくのではないでしょうか。一緒に退所した弟の山田親太朗さん(35才)は、山田さんの個人事務所の社長に就任しています。娘さんも芸能活動に興味があるようですから、ゆくゆくは、この個人事務所に所属して活動を始める可能性はあるでしょう」と語る。

 夫の小栗は、昨年、『女性自身』に自身が所属する大手芸能事務所の社長に就任すると報じられた。前出の芸能関係者は「芸能界で幅広い人脈を持つ小栗さんは、俳優の労働組合につながる構想を抱くなど、新しい芸能界を築く存在とも言われています。一方の山田さんは社長夫人に収まらず、彼女自身も活動を続けていくはず。近い将来、この夫婦が日本の芸能界に大きなインパクトを残すのは間違いないでしょうね」と分析する。

 小栗はハリウッドでの活躍も期待されている。日米の芸能界を股にかける最強ファミリーが誕生しそうだ。

関連キーワード

関連記事

トピックス

小磯の鼻を散策された上皇ご夫妻(2025年10月。読者提供)
美智子さまの大腿骨手術を担当した医師が収賄容疑で逮捕 家のローンは返済中、子供たちは私大医学部へ進学、それでもお金に困っている様子はなく…名医の隠された素顔
女性セブン
吉野家が異物混入を認め謝罪した(時事通信、右は吉野家提供)
《吉野家で異物混入》黄ばんだ“謎の白い物体”が湯呑みに付着、店員からは「湯呑みを取り上げられて…」運営元は事実を認めて「現物残っておらず原因特定に至らない」「衛生管理の徹底を実施する」と回答
NEWSポストセブン
北朝鮮の金正恩総書記(右)の後継候補とされる娘のジュエ氏(写真/朝鮮通信=時事)
北朝鮮・金正恩氏の後継候補である娘・ジュエ氏、漢字表記「主愛」が改名されている可能性を専門家が指摘 “革命の血統”の後継者として与えられる可能性が高い文字とは
週刊ポスト
英放送局・BBCのスポーツキャスターであるエマ・ルイーズ・ジョーンズ(Instagramより)
《英・BBCキャスターの“穴のあいた恥ずかしい服”投稿》それでも「セクハラに毅然とした態度」で確固たる地位築く
NEWSポストセブン
箱わなによるクマ捕獲をためらうエリアも(時事通信フォト)
「箱わなで無差別に獲るなんて、クマの命を尊重しないやり方」北海道・知床で唱えられる“クマ保護”の主張 町によって価値観の違いも【揺れる現場ルポ】
週刊ポスト
火災発生後、室内から見たリアルな状況(FBより)
《やっと授かった乳児も犠牲に…》「“家”という名の煉獄に閉じ込められた」九死に一生を得た住民が回想する、絶望の光景【香港マンション火災】
NEWSポストセブン
11月24日0時半ごろ、東京都足立区梅島の国道でひき逃げ事故が発生した(右/読者提供)
【足立区11人死傷】「ドーンという音で3メートル吹き飛んだ」“ブレーキ痕なき事故”の生々しい目撃談、28歳被害女性は「とても、とても親切な人だった」と同居人語る
NEWSポストセブン
「アスレジャー」の服装でディズニーワールドを訪れた女性が物議に(時事通信フォト、TikTokより)
《米・ディズニーではトラブルに》公共の場で“タイトなレギンス”を普段使いする女性に賛否…“なぜ局部の形が丸見えな服を着るのか” 米セレブを中心にトレンド化する「アスレジャー」とは
NEWSポストセブン
日本体育大学は2026年正月2日・3日に78年連続78回目の箱根駅伝を走る(写真は2025年正月の復路ゴール。撮影/黒石あみ<小学館>)
箱根駅伝「78年連続」本戦出場を決めた日体大の“黄金期”を支えた名ランナー「大塚正美伝説」〈1〉「ちくしょう」と思った8区の区間記録は15年間破られなかった
週刊ポスト
「高市答弁」に関する大新聞の報じ方に疑問の声が噴出(時事通信フォト)
《消された「認定なら武力行使も」の文字》朝日新聞が高市首相答弁報道を“しれっと修正”疑惑 日中問題の火種になっても訂正記事を出さない姿勢に疑問噴出
週刊ポスト
ラオスへの公式訪問を終えた愛子さま(2025年11月、ラオス。撮影/横田紋子)
《愛子さまがラオスを訪問》熱心なご準備の成果が発揮された、国家主席への“とっさの回答” 自然体で飾らぬ姿は現地の人々の感動を呼んだ 
女性セブン
山上徹也被告(共同通信社)
「金の無心をする時にのみ連絡」「断ると腕にしがみついて…」山上徹也被告の妹が証言した“母へのリアルな感情”と“家庭への絶望”【安倍元首相銃撃事件・公判】
NEWSポストセブン