政治資金の使途について藤田文武共同代表はどう答えるか(時事通信)
日本維新の会・奥下剛光衆院議員(50)の資金管理団体が、キャバクラ店とラウンジに合計9万3500円を政治資金から支出していた——共同通信がこのように報じたのは、12月6日のこと。
「奥下たけみつ後援会」の収支報告書を確認すると、2023年3月24日に東京・赤坂のキャバクラ店に3万6300円、同年4月28日には大阪市のカラオケ付きラウンジに5万7200円を「組織活動費・交際費」名目で支出している。
共同通信によると、事務所は「いずれの店も奥下氏本人が企業関係者とともに訪れ、奥下氏側の費用を負担した」と説明しているという。全国紙政治部記者が語る。
「スナックやラウンジなど、女性の接待を伴う店への政治資金の支出は、これまでも問題視されてきました。直近だと今月3日には、日本維新の会の政党支部『日本維新の会国会議員団』が2024年、東京・赤坂のスナックに『会合費』として計約27万7000円を政治資金から支出していたことがわかっています」
これについて藤田文武共同代表は、同日の記者会見で
「スナックとかバーとかお酒の出る場所での会合は、私は一般的にはあろうかと思いますから、まあ女性の接待を受けるクラブとか、そういうのは不適切だと思うし、私は使ったことないですけども。個室を使うとか、さまざまなロケーションがあるので、一概に全部ダメだとは言えないと思います。実態を見るべきだと思います」
などと話し、女性が客席につく店舗への政治資金の支出には“不適切”との認識を示していた。
