その日の気分で選べるYES TOKYOのジュースクレンズ
目的のほか、味の好みも重要
以上の5つが、いま人気のクレンズ用のアイテムだ。
「それぞれに特徴があるので、自分の目的に合ったものを選んで使用してください」と、前出の和田さんは言う。
「食べ過ぎで胃が重いと感じたときに、胃腸を休めるためにも1日1食だけ置き換える、体内から毒素を排出するためには3日続けるなど、飲む期間も目的によって異なります。
ジュースは、さまざまな野菜と果物の組み合わせや味があるので、その日の気分によって変えてもいいですね」(和田さん・以下同)
それぞれにはどんな特徴や効果があるのだろうか?
「コールドプレスジュース(※)は、水や熱を加えず、じっくりと圧をかけて汁を搾り出すので、果実や野菜のビタミンやミネラル、酵素を余すことなく摂取できます。野菜不足を感じている人に向いています」
【※コールドプレスジュースとは果物や野菜を生のまま(コールド)、強い圧力(プレス)で果汁を搾り出すジュースのこと】
アンチエイジング効果が高いのは、モリンガを使ったモリンガクレンズだ。
「ビタミンAやビタミンC、鉄分、カルシウムを豊富に含み、抗酸化作用があるといわれています。体内を若々しく保ち、美肌効果も期待できます」
腸内環境を整えるには、酵素ドリンクのラクトクレンズがおすすめだ。
「これは、果物や野菜、ハーブ、スーパーフードに乳酸菌や酵母菌を加えて発酵させた酵素ドリンクで、腸内環境を整えてくれます」
活性炭を使ったチャコールクレンズは、便秘解消効果が高いと、話題になっている。
「活性炭には油を吸収する働きがあり、デトックス効果が高いので便通も改善できます。また、体温を上昇させる働きもあり、脂肪燃焼効果も期待できますよ」
コンブチャクレンズは発酵食品であることが大きなポイントとなる。
「コンブチャは紅茶を乳酸発酵させると、きのこのような膜ができることから『紅茶きのこ』とも呼ばれています。
コレステロールを抑制する効果が期待でき、生活習慣病予防にもなります。フレーバーが豊富で、マンゴー味なども出ていて、非常に飲みやすいものです」
寒くなるこれからのシーズンに、和田さんがすすめるのは、甘酒クレンズだ。
「冷えが気になる人も多いですが、甘酒は発酵食品なので腸内環境も整えられます。甘みがあるので満足度も高い。私は冷え予防も兼ねて、食べ過ぎた日の翌日などにも甘酒を温めて飲んでいます」
取材・文/廉屋友美乃
※女性セブン2021年10月28日号