さば

さばは安価なのも特徴(写真提供/全漁連)

【3位】「さば類」45ポイント
「EPAやDHAが豊富であるのはもちろん、値段が安価で手に入りやすいのもポイント。積極的に食卓へ」(秋津さん)
「DHAとEAPが豊富。中性脂肪を減らし、血流をよくする効果があるため脳の活性化や体内の炎症を抑える効果が」(黒田さん)
「旬を迎える秋は脂がのるためDHAやEPAの含有量も倍増。生活習慣病予防が期待できる」(清水さん)
「年を重ねた人こそ食べるべし。DHAやEPAの抗炎症効果は歯周病や肥満にも関連する」(麻生さん)
「調理の際は、みそ煮や竜田揚げなど、みそやしょうゆ、しょうがを使って臭みを消すといい。塩さばを使えば下ごしらえ不要で便利」(山崎さん)
「缶詰も冬に捕ったさばを加工したものの方がおいしい。見分け方は缶詰の製造日が12月となっているものを選ぶこと」(中沢さん)

【4位】「ぶり類」32ポイント

寒ブリに着目する識者も

寒ブリに着目する識者も(写真提供/全漁連)

「寒ぶりはDHAやEPAをたっぷり含んだ良質な油の量がほかの時期と比べて30%近く増量する」(浜本さん)
「ビタミンB1・B2・B6など、3大栄養素の代謝にかかわるビタミンがたっぷり。特に天然ものに多いため意識して選んでみてほしい」(堀さん)
「健康な髪や爪の育成に役立つビタミンB群の一種であるビオチンがたっぷり。美容のためにも積極的に食べてほしい」(金丸さん)
「血合いの部分には鉄分が豊富。調理する際は鉄のフライパンや鍋で煮たり焼いたりすると、さらに鉄分の量が増えるのでおすすめ」(山本さん)

【5位】「かき類」25ポイント

亜鉛も多いかき

亜鉛も多いかき(写真提供/全漁連)

「海のミルクといわれるほど栄養豊富で、動脈硬化を予防し肝機能を高めるタウリン、味覚細胞や免疫機能を高める亜鉛などが多い」(山崎さん)
「高栄養なのに低カロリー。肝機能を高めるタウリンも豊富。加熱用を充分に火を通して利用してほしい」(森さん)
「タウリンは水溶性であるため、新鮮なものは生、または汁ごと摂れる鍋物やスープにすると効率よく摂取できる」(望月さん)
「スタミナがつく栄養素がたっぷり。寒さゆえの免疫力低下や運動意欲低下を防ぐことが期待できる」(工藤さん)

【6位】「しらす」21ポイント

まるごと食べられて栄養補給

まるごと食べられて栄養補給(Getty Images)

「しらすは魚を丸ごと食べるためカルシウムなどのミネラルをふんだんに補給できる。免疫を助けるビタミンDも豊富」(矢澤さん)
「牛乳やチーズなどほかのカルシウムが豊富な食品と比べて低カロリー・低脂肪。カルシウム源としてストックしておきたい食材」(石原さん)
「ご飯にのせても卵とじにしてもパンにのせてもおいしい。調味料感覚で食卓に取り入れて」(佐野さん)

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