【7位】「まぐろ類」20ポイント

魚といえば

調理しやすいとも(写真提供/全漁連)

「EPAの含有量がダントツに多いうえ、赤身魚のため鉄分も豊富。バランスのいい食材といえる」(石原さん)
「たんぱく質や不飽和脂肪酸はもちろんのこと、体内の抗酸化酵素の合成に必要とされる元素のセレン、DNAの修復や合成にかかわるナイアシンといった若返りに関与する栄養素も多く含む」(金丸さん)
「調理しやすいのもおすすめしたい理由の1つ。まぐろとアボカドのポキ丼やまぐろ納豆丼など混ぜるだけでおいしく食べられるレシピも多い」(麻生さん)

【8位】「たら」18ポイント

スケトウダラのたんぱく質にも注目が集まる

スケトウダラのたんぱく質にも注目が集まる

「なかでもスケトウダラには筋肉を増加させる速筋たんぱく質が豊富。高齢者に多いフレイルの予防効果が期待できる」(佐々木さん)
「脂肪が少なく消化のよい白身魚。病人食や離乳食にも最適」(白鳥さん)
「あっさりした味わいのためアクアパッツァやトマト煮込みなどアレンジがしやすいのもポイント」(松村さん)

【9位】「ししゃも」9ポイント

栄養たっぷりのししゃも

栄養たっぷりのししゃも

「頭からまるごと骨まで食べられるししゃもは骨粗しょう症対策にうってつけ」(金子さん)
「低カロリーで高たんぱくなのに食べ応えのある万能食。おつまみやご飯のお供など用途が幅広いのも推奨ポイント」(関口さん)

【10位】「のり類」8ポイント
「のりは食物繊維、葉酸、ビタミンB12が豊富。おやつとしても食べられるし、長期保管もできるので常備しやすい。特に旬であれは香り高い焼きのりがおすすめ」(佐野さん)
「栄養価が高く1枚3gでビタミンA、ビタミンCはみかんの1.5倍。食物繊維、カルシウム、鉄、ビタミンB群、タウリン、EPAが豊富に含まれるいわば“完全食”」(石原さん)

【11位】「いか類」7ポイント

いか

いかもさまざまないい影響を与える

「いかは高たんぱくなのに低脂肪。そのうえ、肝臓の健康に欠かせないアミノ酸のタウリンを多く含む。疲れたときこそたっぷり摂取したい食材」(磯村さん)
「タウリンには細胞を司るミトコンドリアを増やす働きも。若々しさの維持にもつながる」(金丸さん)

【12位】「えび類」6ポイント
「なかでも桜えびにはカルシウムはもちろん、貧血や免疫に効果のある鉄分や亜鉛も含まれており、女性は積極的に摂りたい」(星子さん)
「肌のシミやしわ予防にかかわるアスタキサンチンと肝機能を向上させるタウリンが豊富」(福田さん)

【13位】「ふぐ類」5ポイント
「たんぱく質の代謝を促すナイアシンや海洋性コラーゲンが豊富で、冬にかけて荒れやすい肌に対する美容効果が高まる」(工藤さん)

【13位】「あじ類」5ポイント
「骨粗しょう症や高血圧、動脈硬化の予防につながるカルシウムを多く含有するうえ、肝機能を改善するタウリンや脳血管障害の予防になるカリウムも豊富」(小倉さん)

※女性セブン2021年11月25日号

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