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沖田総司を愛らしく演じた山田涼介 アイドルとしての“地の力”を発揮

燃えよ剣

『燃えよ剣』の中でも山田涼介(左)は特異な存在感を放つ(C)2021「燃えよ剣」製作委員会

 現在公開中の岡田准一(41才)主演の映画『燃えよ剣』。映画ランキング初登場1位の好スタートを切った本作は、公開から1か月以上経った今もランキング10位と好調を維持し、観客動員数、興行収入ともに着実に記録を伸ばし続けている。SNSなどの口コミには、「俳優陣が適役揃い」、「剣術が見応え十分」といった言葉が並ぶ中、特に注目を集めているのが山田涼介(28才)だ。映画や演劇に詳しいライターの折田侑駿さんも、「歴史上の人物の中でも人気の高い沖田総司役を、確実に自分のモノにしている」と話す。

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 本作は、作家・司馬遼太郎の同名ベストセラー歴史小説を、映画『日本のいちばん長い日』や『関ヶ原』、『検察側の罪人』などの代表作を持つ原田眞人監督(72才)が映画化したもの。新選組において“鬼の副長”と恐れられた土方歳三の視点を通した、幕末の激動の時代が描かれている。1966年に公開された同タイトルの作品に続き、本作が2度目の映画化となった。

 あらすじはこうだ。武州多摩の“バラガキ”である土方歳三は、近藤勇や沖田総司ら同士とともに「武士になる」という夢を追い、幕末の京都へとやって来る。ここで結成されるのが新選組である。徳川幕府の後ろ盾のもと、彼らは京の街の警護にあたり、不穏な動きを見せる浪士たちを次々と斬っていく。局長となる近藤を支え、実質的に隊の指揮を執り新選組を強力な武装組織に育て上げていくのが副長の土方だ。徹底した隊の強化に励むも、やがて時代の流れは“倒幕”へと傾いていく。

 新型コロナウイルスの影響により、およそ1年半の公開延期を経て封切られた本作。歴史超大作ということで、集まったキャスト陣は早くから話題となっていた。身体能力の高さに定評のある主演の岡田は自ら殺陣の指導も担当し、あらゆる面でこの作品を率いている。また、近藤勇役にはドラマや映画などさまざまな作品で“リーダー役”を務める鈴木亮平(38才)が扮し、彼の魅力の一つである笑顔と硬軟自在な演技を武器に、本作でも安定感あるリーダー像を体現。

 さらに、悪名高い芹沢鴨役を伊藤英明(46才)が演じ、放送中のドラマ『最愛』(TBS系)での演技が話題の松下洸平(34才)は、剣豪として知られる斎藤一に扮している。 そのほか、歌舞伎俳優の尾上右近(29才)や山田裕貴(31才)、柴咲コウ(40才)らも出演。この中で特異な存在感を放っているのが、沖田総司を演じる山田涼介なのである。

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