中川翔子は白ビキニ姿を披露(Instagramより)

中川翔子は白ビキニ姿を披露(Instagramより)

「発売記念イベントの聖地」として名高い福家書店のイベントプロデューサーで、アイドル評論家の楠山幸英氏は、“久々グラビア”企画が次々と生まれる仕組みを分析する。

「40代、50代の男性は、写真集を見て育ってきた世代なので、やはりネットの画像よりも紙のグラビアに慣れ親しんでいます。しかし彼らが新たに10代、20代のアイドルをチェックするかというと、やはり自分が若い頃に好きだったアイドルのほうが愛着が湧きやすい。そして出版社側には『上の世代は金銭的に余裕がある』という目論見がある。『○年ぶりグラビア』は、売り上げが見込めるため、出版社にとってもおいしい企画なのです」(楠山氏、以下同)

 このブームの始まりが何だったのか、楠山氏もはっきり把握していないそうだが、女優の宮崎美子(63)が披露した“還暦ビキニ”がその流れを加速させたと推察している。

「昨年10月、宮崎美子さんが初めてのカレンダーで還暦ビキニを披露したことが大きく注目を集めました。水着は40年ぶりだそうで、話題性という点で“久々グラビア”の流れを大きく後押ししたと言えそうです」

 まさに宮崎に影響されて、女優の斉藤慶子(60)も2022年のカレンダーで約30年ぶりの水着姿を披露した。長年のグラビア好きであれば、「次は誰が再び水着姿を見せてくれるんだ?」と期待してやまない状況だろう。

◆取材・文/原田イチボ(HEW)

大きな話題に(Instagramより)

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