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元フィギュア村主章枝が語る米国での映画プロデューサー業 資金集めにも奔走

米ラスベガスを拠点に生活している村主章枝

米ラスベガスを拠点に生活している村主章枝

 荒川静香(40)、安藤美姫(34)、浅田真央(31)らとともに女子フィギュアスケート黄金期を支えた元日本代表の村主章枝(41)。33歳で現役を退いた後は、ヌード撮影に挑戦したほか、バラエティ番組に出演し、現役中の節約生活を語るなどして注目を集めた。

 ここしばらくは日本のメディアでとんと見かけなくなった──と思ったら、米ラスベガスを拠点に生活しているという。村主本人に聞いた。

「米国人や米国在住の日本人選手に対してフィギュアスケートのプログラムを作る振付師やコーチとして活動しています」

 それだけではない。「映画プロデューサー」としての顔も持っているという。

「アイスショーの勉強をする中で、映像の世界の方々との出会いがあったんです。2019年に制作会社を立ち上げて4本の短編映画を制作。内容は子供の人身売買や統合失調症の方を描いたものから、歴史ファンタジーまで幅広いテーマを扱っています。

 私の役割はおもに進行のスケジュールを決めたり、俳優・女優をコーディネートしたり、資金を集めること。資金集めが最も大変ですね。スケートも経費がかかって大変ですが、映画となると、アイスショーの数百倍もの資金が必要です。長編を作るとなると、5000万円ほどの資金が必要になります。

 映画祭に出展したところ、昨年1つ、今年は2つの賞をもらうことができました。これがモチベーションになり、今は長編映画を制作中です」

 今はまだDVD化されておらず、配給先も限定されているというが、いつか“村主プロデュース作品”が日本のスクリーンで見られる日が来るかもしれない。

※週刊ポスト2022年1月14・21日号

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