芸能

事務所クビ報道の東出昌大、出演映画好調で「第4弾を」の声も険しい今後

徒歩で仕事に向かう東出昌大

今後の活動はどうなる?(写真は2021年4月上旬)

 1月いっぱいで所属事務所を退所すると報じられた俳優の東出昌大(33才)が23日、退所報道以来初めて公の場に登場。ヒット中の映画『コンフィデンスマンJP 英雄編』の舞台挨拶に姿を見せた。

 東出はモデルを経て俳優へと転身し、2013年放送のNHK連続テレビ小説『ごちそうさん』で一躍ブレイク。売れっ子俳優となった彼は、同作で共演した女優の杏(35才)と結婚して3人の子供を授かり、順風満帆な生活を送っていたが、それが音を立てて崩れたのが、年下女優の唐田えりか(24才)との不倫騒動だ。

 不倫発覚でCMの仕事を全て失い、杏とは離婚。養育費を子供1人あたり月1万円しか払っていないことも発覚した。それでも懲りない東出は昨年10月、新たな彼女を映画のロケ先に呼び寄せていたことが判明。写真誌『FLASH』は先日、1月いっぱいで東出が所属事務所を離れると報じた。

「東出のスキャンダルが1回だったら、事務所を退所することにはならなかったでしょう。不倫騒動によるCMの違約金は2億円とも3億円とも言われていますが、事務所が各方面に頭を下げまくり、何とか映画の仕事は入ってきていた。しかし、その撮影現場に女性を連れ込んでいたというのですから、事務所が激怒するのも当然です。もともと芸能界では事務所移籍はタブー視されていますから、不祥事続きの彼を拾う事務所はなかなか現れないでしょう。

 フリーになればギャラは自分が“総取り”ですが、マネージャーやスタイリストの給料や経費は自腹ですし、スケジュール管理や細かい打ち合わせなども自分でこなす必要があります。度重なる醜聞ですっかりネガティブなイメージがつき、役者の仕事も役柄も縛られますし、まさに八方塞がりでしょう」(芸能記者)

 そんな東出にとって“最後の砦”が『コンフィデンスマン』シリーズだ。同作は2018年にドラマが大ヒットして映画化され、興行収入は第1弾が29億円、第2弾が38億円を記録。現在公開中の第3弾も、公開から10日で興行収入は12億円に達している。早くも出演者からは第4弾を期待する発言も出ているが、難しいのは東出の扱いだ。

「近年の映画界は売り上げだけを見ると堅調ですが、一部の作品に観客が集中し、ランキング上位はアニメばかり。しかし、『コンフィデンスマン』シリーズは極めて安定した興行収入を上げており、間違いなくシリーズは続いていくでしょう。

 ただ、そうなると製作側は東出の処遇で頭を抱えざるを得ません。東出が演じる“ボクちゃん”は作品で欠かせない人物ですが、これだけスキャンダルが続くと、東出の存在をノイズに感じる人は少なくないでしょうし、彼を使い続けると、どうしても作品以外のことが話題になってしまいます。長澤まさみと小日向文世のスケジュールを考えると、次作がクランクインするとしても再来年でしょう。その間にどう振る舞うかで、東出の今後の役者生命が決まります。ボクちゃんの入れ替えも十分あり得るでしょう」(芸能関係者)

 いずれにせよ崖っぷちの東出だが、果たして本人はそのことに気付いているのだろうか。

Netflixで復帰する東出

Netflixの番組に出演するという東出

東出の新恋人・Aさん。有名ライバーだった。

東出の新恋人・Aさん。有名ライバーだった(画像はインスタグラムより、加工済み)

Netflixのバラエティ番組で復帰するという

Netflixのバラエティ番組ではさまざまな芸人らと共演するという

杏の養育費は

杏サイドとは養育費月1万円・計3万円騒動も

子供を連れ、緑あふれる道を歩く杏(2020年夏)

緑あふれる道を歩く杏(2020年夏)

養育費の支払いはまだ始まっていないという

ロケ先のホテルに連れ込んだことでさらに波紋を広げた東出

関連記事

トピックス

グリーンの縞柄のワンピースをお召しになった紀子さま(7月3日撮影、時事通信フォト)
《佳子さまと同じブランドでは?》紀子さま、万博で着用された“縞柄ワンピ”に専門家は「ウエストの部分が…」別物だと指摘【軍地彩弓のファッションNEWS】
NEWSポストセブン
一般家庭の洗濯物を勝手に撮影しSNSにアップする事例が散見されている(画像はイメージです)
干してある下着を勝手に撮影するSNSアカウントに批判殺到…弁護士は「プライバシー権侵害となる可能性」と指摘
NEWSポストセブン
亡くなった米ポルノ女優カイリー・ペイジさん(インスタグラムより)
《米ネトフリ出演女優に薬物死報道》部屋にはフェンタニル、麻薬の器具、複数男性との行為写真…相次ぐ悲報に批判高まる〈地球上で最悪の物質〉〈毎日200人超の米国人が命を落とす〉
NEWSポストセブン
和久井学被告が抱えていた恐ろしいほどの“復讐心”
「プラトニックな関係ならいいよ」和久井被告(52)が告白したキャバクラ経営被害女性からの“返答” 月収20〜30万円、実家暮らしの被告人が「結婚を疑わなかった理由」【新宿タワマン殺人・公判】
NEWSポストセブン
民放ドラマ初主演の俳優・磯村勇斗
《ムッチ先輩から1年》磯村勇斗が32歳の今「民放ドラマ初主演」の理由 “特撮ヒーロー出身のイケメン俳優”から脱却も
NEWSポストセブン
松竹芸能所属時のよゐこ宣材写真(事務所HPより)
《「よゐこ」の現在》濱口優は独立後『ノンストップ!』レギュラー終了でYouTubeにシフト…事務所残留の有野晋哉は地上波で新番組スタート
NEWSポストセブン
山下市郎容疑者(41)はなぜ凶行に走ったのか。その背景には男の”暴力性”や”執着心”があった
「あいつは俺の推し。あんな女、ほかにはいない」山下市郎容疑者の被害者への“ガチ恋”が強烈な殺意に変わった背景〈キレ癖、暴力性、執着心〉【浜松市ガールズバー刺殺】
NEWSポストセブン
英国の大学に通う中国人の留学生が性的暴行の罪で有罪に
「意識が朦朧とした女性が『STOP(やめて)』と抵抗して…」陪審員が涙した“英国史上最悪のレイプ犯の証拠動画”の存在《中国人留学生被告に終身刑言い渡し》
NEWSポストセブン
早朝のJR埼京線で事件は起きた(イメージ、時事通信フォト)
《「歌舞伎町弁護士」に切実訴え》早朝のJR埼京線で「痴漢なんてやっていません」一貫して否認する依頼者…警察官が冷たく言い放った一言
NEWSポストセブン
橋本環奈と中川大志が結婚へ
《橋本環奈と中川大志が結婚へ》破局説流れるなかでのプロポーズに「涙のYES」 “3億円マンション”で育んだ居心地の良い暮らし
NEWSポストセブン
10年に及ぶ山口組分裂抗争は終結したが…(司忍組長。時事通信フォト)
【全国のヤクザが司忍組長に暑中見舞い】六代目山口組が進める「平和共存外交」の全貌 抗争終結宣言も駅には多数の警官が厳重警戒
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《前所属事務所代表も困惑》遠野なぎこの安否がわからない…「親族にも電話が繋がらない」「警察から連絡はない」遺体が発見された部屋は「近いうちに特殊清掃が入る予定」
NEWSポストセブン