毎日食べても飽きないように味付けや食べ方が工夫されている(2017年撮影)
最高位は東三段目18枚目だったが、50歳で迎えた2021年(令和3年)1月場所では、116年ぶりの50歳以上の勝ち越しを決めて注目された。取材時には引退について、「髷が結えなくなったら強制引退されられるという噂ですが、とにかく体が動き、勝てるうちは現役を続けたい」と話していた。
立浪親方によれば「50歳での引退を考えていた」というが、コロナ禍で就職先の飲食店の開業が遅れたことで現役を続けていた。それによって116年ぶりの記録が生まれたわけである。昭和、平成、令和と土俵に上がり続けた華吹は“第二の人生”に歩みを進める。