芸能

『鎌倉殿の13人』未発表キャスト「絶世美女」「宿敵」役に挙がる本命俳優

NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の脚本担当は三谷幸喜氏(時事通信フォト)

NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の脚本担当は三谷幸喜氏(時事通信フォト)

 NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』が好調だ。1月23日放送の第3回の視聴率は前回比1.5%アップの16.2%。物語はまだまだ序盤だが、熱心な視聴者たちは“ある話題”で盛り上がっている。

「現時点での未発表キャストの予想です。大河ドラマ恒例のお楽しみですが、今回は複数の重要キャラの配役が未発表。ドラマのチーフプロデューサーも『あっと驚くキャストが控えている』と公言しており、注目度は高い」(芸能誌記者)

 まずはタイトルにもなっている『13人』の家臣団のうち、頼朝の側近を務める中原親能など4人の未発表キャストについて。ドラマ評論家の田幸和歌子氏が語る。

「脚本の三谷幸喜氏が過去に手がけた大河ドラマ『新選組!』(2004年)で主演を務めた香取慎吾(45)が有力候補です。昨年の大河『青天を衝け』で同じ元SMAPの草なぎ剛(47)が出演し、好評を得たことも後押しするはず。また、三谷作品の常連である筒井道隆(50)や小日向文世(68)も可能性はあるでしょう」

 菅田将暉(28)演じる源義経の相手役、静御前の配役にも注目が集まる。

 愛する義経のために舞を披露したことが有名な、絶世の美女という役どころで、SNSでは浜辺美波(21)や永野芽郁(22)の名前が挙がるなか、田幸氏はこう話す。

「個人的な予想ですが、本命は土屋太鳳(26)だと思います。朝ドラ『まれ』(2015年)で主演を務めており、日本女子体育大学で舞踊学を専攻していた。2016年の紅白歌合戦では裸足でキレのあるダンスを披露していますし、舞の得意な美女という設定にハマります」

 小栗旬(39)演じる主人公・北条義時と承久の乱で対立する後鳥羽上皇のキャストには大物俳優が予想される。

「後鳥羽上皇は北条家にとっての最大の敵。三谷脚本の大河『真田丸』(2016年)で主演を務めた堺雅人(48)が演じれば話題性は抜群でしょう。ただ、私の見立てでは野村萬斎(55)なのではないかと。『鎌倉殿』では坂東彌十郎(65)や片岡愛之助(49)などの歌舞伎役者が多くキャスティングされ、好演で評価されています。同じ伝統芸能枠として野村さんは収まりがいい」(田幸氏)

 主役を食う脇役たちが、出番を待っている。

※週刊ポスト2022年2月11日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

公務に臨まれるたびに、そのファッションが注目を集める秋篠宮家の次女・佳子さま(共同通信社)
「スタイリストはいないの?」秋篠宮家・佳子さまがお召しになった“クッキリ服”に賛否、世界各地のSNSやウェブサイトで反響広まる
NEWSポストセブン
舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』でハリー・ポッター役を演じる稲垣吾郎
舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』に出演、稲垣吾郎インタビュー「これまでの舞台とは景色が違いました」 
女性セブン
麻薬取締法違反容疑で家宅捜査を受けた米倉涼子
「8月が終わる…」米倉涼子が家宅捜索後に公式SNSで限定公開していたファンへの“ラストメッセージ”《FC会員が証言》
NEWSポストセブン
巨人を引退した長野久義、妻でテレビ朝日アナウンサーの下平さやか(左・時事通信フォト)
《結婚10年目に引退》巨人・長野久義、12歳年上妻のテレ朝・下平さやかアナが明かしていた夫への“不満” 「写真を断られて」
NEWSポストセブン
人気格闘技イベント「Breaking Down」に出場した格闘家のキム・ジェフン容疑者(35)が関税法違反などの疑いで逮捕、送検されていた(本人SNSより)
《3.5キロの“金メダル”密輸》全身タトゥーの巨漢…“元ヤクザ格闘家”キムジェフン容疑者の意外な素顔、犯行2か月前には〈娘のために一生懸命生きないと〉投稿も
NEWSポストセブン
司組長が到着した。傘をさすのは竹内照明・弘道会会長だ
「110年の山口組の歴史に汚点を残すのでは…」山口組・司忍組長、竹内照明若頭が狙う“総本部奪還作戦”【警察は「壊滅まで解除はない」と強硬姿勢】
NEWSポストセブン
バスツアーを完遂したイボニー・ブルー(インスタグラムより)
《新入生をターゲットに…》「60人くらいと寝た」金髪美人インフルエンサー(26)、イギリスの大学めぐるバスツアーの海外進出に意欲
NEWSポストセブン
大谷が購入したハワイの別荘の広告が消えた(共同通信)
【ハワイ別荘・泥沼訴訟に新展開】「大谷翔平があんたを訴えるぞ!と脅しを…」原告女性が「代理人・バレロ氏の横暴」を主張、「真美子さんと愛娘の存在」で変化か
NEWSポストセブン
「第72回日本伝統工芸展京都展」を視察された秋篠宮家の次女・佳子さま(2025年10月10日、撮影/JMPA)
《京都ではんなりファッション》佳子さま、シンプルなアイボリーのセットアップに華やかさをプラス 和柄のスカーフは室町時代から続く京都の老舗ブランド
NEWSポストセブン
ハワイ島の高級住宅開発を巡る訴訟で提訴された大谷翔平(時事通信フォト)
《テレビをつけたら大谷翔平》年間150億円…高騰し続ける大谷のCMスポンサー料、国内外で狙われる「真美子さんCM出演」の現実度
NEWSポストセブン
兵庫県宝塚市で親族4人がボーガンで殺傷された事件の公判が神戸地裁で開かれた(右・時事通信)
「弟の死体で引きつけて…」祖母・母・弟をクロスボウで撃ち殺した野津英滉被告(28)、母親の遺体をリビングに引きずった「残忍すぎる理由」【公判詳報】
NEWSポストセブン
部下と“ラブホ密会”が報じられた前橋市の小川晶市長(左・時事通信フォト)
《黒縁メガネで笑顔を浮かべ…“ラブホ通い詰め動画”が存在》前橋市長の「釈明会見」に止まぬ困惑と批判の声、市関係者は「動画を見た人は彼女の説明に違和感を持っている」
NEWSポストセブン