南部のツイッターへの投稿をきっかけに騒動に
股関節以外の心配もあった。あるイベントの出演後、たまたま客席にいた医師から「すぐに脳の検査をした方がいい」と言われたこともあったという。その指摘の意味は、すぐに判明する。
2019年2月に人工股関節を入れる手術を受けたが、直後の4月に「多発性脳梗塞」が判明。2020年2月に放送された『爆報! THEフライデー』(TBS系)では、生活保護を受けながら懸命にリハビリに励む姿が放送された。
南部をはじめ、周囲がエスパーと連絡を取れなくなったのがこの時期だった。
休業宣言以降、病院探しから通院の送り迎えなど、エスパーの身の回りの世話をしていたのが、旧知のお笑い芸人・ビトたけし(58才)だった。エスパーの母親や兄弟はすでに他界し、唯一の肉親である父親も高齢で施設に入所していたことから、ビトが引き受けたという。
「エスパーも、“ビトさんにお世話になることになりました”と周囲に報告していたようで、実際親身になっていろいろやってくれていたみたいです。僕も何か力になれればと思って、エスパーへの支援を募るイベントを開催したこともあったんですよ。でも、集まった支援金をイベントの主催会社がビトくんに渡したんだけど、お礼の電話の一本もなくてね。忙しいんだろうとは思いつつ、一言あってもね、って思うじゃない?
でもそれだけじゃなくて、ビトくんに直接聞いてもはぐらかされたりして、エスパーの様子をはっきり教えてくれないんです。他にも、エスパーのお父さんがビトくんに預けた200万円が、どう使われたのかわからないって言っている人もいました。不信感を募らせている人もたくさんいたので、それでしょうがなく、SNSで発信することにしたんです」(南部)