芸能

西野亮廣のオンラインサロンが「会員3万人減」 ブーム終焉と次の道

オンラインサロンに会員減が起きた西野(写真は『プペル』展の際)

オンラインサロンに会員減が起きた西野亮廣(写真は『プペル』展の際)

 近年、吉本興業から独立した多くのお笑い芸人たちも、時が経つにつれて、さまざまな展開を見せ始めている。たとえば、瞬時にミリオンYouTuberとなり大成功を収めたかに見えた、元お笑いコンビ・雨上がり決死隊の宮迫博之(51才)は、近々開店を目指す焼肉店ビジネスのオープン自体が危ぶまれる状況になるなど、連日ネットニュースになっている。

 そんな中で、お笑いコンビ・キングコングの西野亮廣(41才)も、1月には原作絵本『えんとつの町プペル』を歌舞伎化。相変わらず、新しい挑戦をし続けている。

 数々のビジネス書を執筆して話題を呼び、独自のエンターテインメントをいくつも成功させた西野。景気の良さをアピールし続けてきたこともあり、2016年から開設したオンラインサロン「西野亮廣エンタメ研究所」にも、一昨年までは入会者が殺到した。

 コロナ禍による閉塞感も相まってか、西野からビジネスのエッセンスを得たいと考える意識が高い人たちが入会した同研究所は、約1年前には会員数が7万4000人にも達したと報じられた。有料会員の場合、月額980円。売り上げは、年間8億円以上にものぼると見られていた。

 しかし、いつの時代も、流行り廃りはある。この1年間で、大幅に退会が増え、現在の会員数は約4万人。登録者数42万人以上の公式YouTubeも、1年前には100万回再生超えを連発していたのが、ここしばらくは半分ほどが1万回再生未満となっている。

 前述の新作歌舞伎『プペル~天明の護美人間~』も、市川海老蔵(44才)親子が出演した話題作にもかかわらず、全公演完売とはならずに、途中からは高額席が異例の値下げをされたことが報じられるなど、苦戦が伝えられていた。

 ただ、西野を知る芸能記者は「彼は全く落ち込んでもいないし、今もメタバースやNFTなどの新しいビジネスに夢中で、生き生きとして次なる“投資先”を探していますよ」と明かす。

 実は、インターネットの会員制コミュニティーである「オンラインサロンビジネス」自体が、一時の勢いを無くしている状況なのだ。

関連キーワード

関連記事

トピックス

お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志(61)と浜田雅功(61)
ダウンタウン・浜田雅功「復活の舞台」で松本人志が「サプライズ登場」する可能性 「30年前の紅白歌合戦が思い出される」との声も
週刊ポスト
4月24日発売の『週刊文春』で、“二股交際疑惑”を報じられた女優・永野芽郁
【ギリギリセーフの可能性も】不倫報道・永野芽郁と田中圭のCMクライアント企業は横並びで「様子見」…NTTコミュニケーションズほか寄せられた「見解」
NEWSポストセブン
「みどりの式典」に出席された天皇皇后両陛下(2025年4月25日、撮影/JMPA)
《「みどりの式典」ご出席》皇后雅子さま、緑と白のバイカラーコーデ 1年前にもお召しのサステナファッション
主張が食い違う折田楓社長と斎藤元彦知事(時事通信フォト)
【斎藤元彦知事の「公選法違反」疑惑】「merchu」折田楓社長がガサ入れ後もひっそり続けていた“仕事” 広島市の担当者「『仕事できるのかな』と気になっていましたが」
NEWSポストセブン
ミニから美脚が飛び出す深田恭子
《半同棲ライフの実態》深田恭子の新恋人“茶髪にピアスのテレビマン”が匂わせから一転、SNSを削除した理由「彼なりに覚悟を示した」
NEWSポストセブン
保育士の行仕由佳さん(35)とプロボクサーだった佐藤蓮真容疑者(21)の関係とはいったい──(本人SNSより)
《宮城・保育士死体遺棄》「亡くなった女性とは“親しい仲”だと聞いていました」行仕由佳さんとプロボクサー・佐藤蓮真容疑者(21)の“意外な関係性”
NEWSポストセブン
卵子凍結を考える人も増えているという(写真:イメージマート)
《凍結卵子の使用率1割弱の衝撃》それでも「高いお金を払って凍結したのに、もったいない」と後悔する人は“皆無”のワケとは《増加する卵子凍結の実態》
NEWSポストセブン
過去のセクハラが報じられた石橋貴明
とんねるず・石橋貴明 恒例の人気特番が消滅危機のなか「がん闘病」を支える女性
週刊ポスト
女優の広末涼子容疑者が傷害容疑で現行犯逮捕された(写真は2019年)
《広末涼子逮捕のウラで…》元夫キャンドル氏が指摘した“プレッシャーで心が豹変” ファンクラブ会員の伸びは鈍化、“バトン”受け継いだ鳥羽氏は沈黙貫く
NEWSポストセブン
大谷翔平(左)異次元の活躍を支える妻・真美子さん(時事通信フォト)
《第一子出産直前にはゆったり服で》大谷翔平の妻・真美子さんの“最強妻”伝説 料理はプロ級で優しくて誠実な“愛されキャラ”
週刊ポスト
「すき家」のCMキャラクターを長年務める石原さとみ(右/時事通信フォト)
「すき家」ネズミ混入騒動前に石原さとみ出演CMに“異変” 広報担当が明かした“削除の理由”とは 新作CM「ナポリタン牛丼」で“復活”も
NEWSポストセブン
万博で活躍する藤原紀香(時事通信フォト)
《藤原紀香、着物姿で万博お出迎え》「シーンに合わせて着こなし変える」和装のこだわり、愛之助と迎えた晴れ舞台
NEWSポストセブン