豊洲市場で仕事をしていた頃の渡部
さらに大きな問題もある。渡部が不祥事を起こすまでのアンジャッシュは、キレ者の渡部がポンコツの児島をうまくコントロールしてきたコンビ。常に主導権を握っていたのは渡部だったが、パワーバランスが完全に崩れてしまったのだ。ベテラン芸能記者の石田春男氏は、こう分析する。
「渡部は活動自粛前、グルメキャラとしてピンでも売れっ子で、かなり高飛車なキャラでした。しかし、渡部は今や借りてきたネコのような状態で、イジられキャラだった児島が渡部をコントロールしなくてはいけない状態。渡部の再浮上には児島の巧みなリードが絶対に必要ですが、それが上手くいけばいくほど、児島の持ち味が消えるというジレンマから逃れられません。
『白黒アンジャッシュ』で復帰が決まってもキー局への出演は一向に決まらず、舞台でいくにせよYouTubeでやるにせよ、児島にお伺いを立てないと何も前に進めないのが今のアンジャッシュ。お笑いの賞レースに出てガッツリ勝負するのも手ですが、それに児島が乗ってくれるかどうか……。復帰初回放送を見たネットユーザーからは、『仲の悪さを解消しないと』という厳しい声も寄せられており、まずはそこからでしょう」(石田氏)
やはりポンコツだったのか、実はポンコツを演じていたのか──それを試される児島の方が、芸人としては渡部よりつらいのかもしれない。
昨年9月には舞台出演もした佐々木
自身が手掛ける『アンティミテ』のワンピース姿で(昨年6月)
マスク姿の佐々木希