高市早苗/1961年生まれ。神戸大学経営学部卒業、松下政経塾卒塾
──文房具バサミ!
「総裁選の時は美容室に行く暇もないまま突入しちゃったんで、奈良の美容師さんが東京出張に来たついでにパパパッと切ってくれて、ちょっとマシになったんですよ。私が、文房具バサミの話をどっかで言ったら、セルフカット用のハサミとクシを贈ってくれた方がおられました。おかげで、美容室に行く間隔が延ばせるようになりました」
──やっぱり違いますか、文房具バサミとは?
「ぜ~んぜん違う。以前のように前髪ぱっつんにならない!」
(第4回につづく)
【プロフィール】
高市早苗(たかいち・さなえ)/1961年生まれ。神戸大学経営学部卒業、松下政経塾卒塾。1993年に初当選後、衆議院では、文部科学委員長、議院運営委員長などを歴任。内閣では、内閣府特命担当大臣(3回任命)、総務大臣(5回任命で史上最長在職期間を記録)などを歴任。現在は、自民党政調会長(3期)。奈良2区選出、当選9回。
【インタビュアー・構成】
常井健一(とこい・けんいち)/1979年茨城県生まれ。朝日新聞出版などを経て、フリーに。数々の独占告白を手掛け、粘り強い政界取材に定評がある。『地方選』(角川書店)、『無敗の男』(文藝春秋)など著書多数。政治家の妻や女性議員たちの“生きづらさ”に迫った最新刊『おもちゃ 河井案里との対話』(同前)が好評発売中。
※週刊ポスト2022年3月18・25日号