しげるたちの回答ぶりもなかなか。写真のブドウ(シャインマスカット)の名前を問われて、「毎日食べていた」という斉木しげるだが、肝心の名前が出てこず、「最初の一文字さえわかれば」と頭を抱える。最初の文字は「シ」とヒントをもらい、出てきた答えが、「シラトンホテル」。「知らないと掛けた」って、ふつうに答えている。
そして、ついに「五人目のしげる」が登場。歌いながら現れたのは、もちろん松崎しげる!『愛のメモリー』の歌詞の一言が問題になったが、いっしょにステージに立ったことがある泉谷しげるだけが不正解。「人の曲は意外に聞いてない」。そうですか…。
自由。この自由さ、解放感はすごい。それこそが、この番組の真髄といえるが、そこに放り込まれた城島は、放送後の岡田とのトークでぐったりしていた。やっぱり中身が濃すぎたのね。
城島は「だからBSって、すばらしい」と言っていたが、シニア層から若者層まで知名度抜群の彼らとのコラボは、幅広い世代が未知の番組と出会うきっかけにもなったはず。個人的には、「しげる尽くし」リターンマッチをしてほしい。なにしろ、城島は、番組名物のすごろくであっさり敗退。ゲストに花を持たせるとか、気を遣うところがないのも素晴らしい。城島の「なんでやねん!」の声がまた聞きたい。