ライフ

マンホール蓋愛好家が語るその魅力「未知の蓋を見つける宝探しの旅」

SNSやスマホの普及に伴い、今やマンホール蓋を観光の目玉と捉える自治体も。白浜氏は「いつかマンホール博物館を実現したい」と夢を語る

SNSやスマホの普及に伴い、今やマンホール蓋を観光の目玉と捉える自治体も。白浜氏は「いつかマンホール博物館を実現したい」と夢を語る

 個性的なデザインのマンホール蓋の写真を撮影し、SNSなどに投稿する人も増えているという昨今。今やマンホール蓋を観光の目玉と捉える自治体もある。「いつかマンホール博物館を実現したい」と夢を語る『マンホールナイト』実行委員・白浜公平氏に、マンホール蓋の魅力について聞いた。

 * * *
 毎年「いいフタの日」にあたる11月2日前後にマンホールナイトというイベントを開催しています。全国で見つかったマンホール蓋や、正体不明だった蓋などの研究発表会で、11年に開催した第1回から立ち見が出るなど想定以上の反響を呼びました。現在も毎回100人ほどが集まります。

 マンホールの好みは大きく分けて2つあります。1つはご当地マンホールに代表される“デザイン蓋派”。もうひとつは明治や大正、戦前期から存在する歴史ある蓋が好きという“骨董蓋派”です。私は両方とも好きで、写真を撮ったり、歴史を調べたりしています。

 一度行ったことのある場所に新しい蓋が設置されることもあるので、行ってみたい場所は増えるばかり。先日は小笠原まで足を延ばしました。事前に調べはしますが、誰も見つけていない“蓋”に出会えると飛び上がるほど嬉しい。それはまるで“宝探しの旅”です。

【プロフィール】
白浜公平(しらはま・こうへい)/1977年生まれ、神奈川県出身。「マンホールナイト」の実行委員。会社員として働きながら、全国のマンホール蓋を訪ね歩く。

※週刊ポスト2022年4月1日号

関連記事

トピックス

まだ重要な問題が残されている(中居正広氏/時事通信フォト)
中居正広氏と被害女性Aさんの“事案後のメール”に「フジ幹部B氏」が繰り返し登場する動かぬ証拠 「業務の延長線上」だったのか、残された最後の問題
週刊ポスト
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《ブログが主な収入源…》女優・遠野なぎこ、レギュラー番組“全滅”で悩んでいた「金銭苦」、1週間前に公表した「診断結果」「薬の処方」
NEWSポストセブン
京都祇園で横行するYouTuberによる“ビジネス”とは(左/YouTubeより、右/時事通信フォト)
《芸舞妓を自宅前までつきまとって動画を回して…》京都祇園で横行するYouTuberによる“ビジネス”「防犯ブザーを携帯する人も」複数の被害報告
NEWSポストセブン
由莉は愛子さまの自然体の笑顔を引き出していた(2021年11月、東京・千代田区/宮内庁提供)
愛子さま、愛犬「由莉」との別れ 7才から連れ添った“妹のような存在は登校困難時の良きサポート役、セラピー犬として小児病棟でも活動
女性セブン
インフルエンサーのアニー・ナイト(Instagramより)
海外の20代女性インフルエンサー「6時間で583人の男性と関係を持つ」企画で8600万円ゲット…ついに夢のマイホームを購入
NEWSポストセブン
ホストクラブや風俗店、飲食店のネオン看板がひしめく新宿歌舞伎町(イメージ、時事通信フォト)
《「歌舞伎町弁護士」のもとにやって来た相談者は「女風」のセラピスト》3か月でホストを諦めた男性に声を掛けた「紫色の靴を履いた男」
NEWSポストセブン
『帰れマンデー presents 全国大衆食堂グランプリ 豪華2時間SP』が月曜ではなく日曜に放送される(番組公式HPより)
番組表に異変?『帰れマンデー』『どうなの会』『バス旅』…曜日をまたいで“越境放送”が相次ぐ背景 
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《自宅から遺体見つかる》遠野なぎこ、近隣住民が明かす「部屋からなんとも言えない臭いが…」ヘルパーの訪問がきっかけで発見
NEWSポストセブン
2014年に結婚した2人(左・時事通信フォト)
《仲間由紀恵「妊活中の不倫報道」乗り越えた8年》双子の母となった妻の手料理に夫・田中哲司は“幸せ太り”、「子どもたちがうるさくてすみません」の家族旅行
NEWSポストセブン
詐称疑惑の渦中にある静岡県伊東市の田久保眞紀市長(左/Xより)
《大学時代は自由奔放》学歴詐称疑惑の田久保市長、地元住民が語る素顔「裏表がなくて、ひょうきんな方」「お母さんは『自由気ままな放蕩娘』と…」
NEWSポストセブン
大谷翔平(時事通信)と妊娠中の真美子さん(大谷のInstagramより)
《大谷翔平バースデー》真美子さんの“第一子につきっきり”生活を勇気づけている「強力な味方」、夫妻が迎える「家族の特別な儀式」
NEWSポストセブン
盟友である鈴木容疑者(左・時事通信)への想いを語ったマツコ
《オンカジ賭博で逮捕のフジ・鈴木容疑者》「善貴は本当の大バカ者よ」マツコ・デラックスが語った“盟友への想い”「借金返済できたと思ってた…」
NEWSポストセブン