ライフ

耳鳴りを治すスクワット&しこ踏み 聴神経を高める60秒エクササイズ

耳鳴り改善を目指すエクササイズを紹介

耳鳴り改善を目指すエクササイズを紹介

「気のせいかも」「ただの風邪」「すぐ治るはず」と見逃しがちなのが「耳鳴り」。川越耳科学クリニック院長で埼玉医科大学客員教授の坂田英明氏によれば、耳鳴り未経験者はこの世にほとんど存在せず、慢性的な耳鳴りは難聴の症状のひとつで、認知症を招く要因にもなるという。予防・改善を目指す運動と、聴神経を高めるエクササイズを紹介しよう。

スクワットとしこ踏みで予防・改善

●NASAスクワット「宇宙飛行士の健康を考えたNASAが推奨する一連動作」

 椅子に30分ほど座ったら、1度は立ち上がる。立ち上がったら、トイレに行ったり飲み物をとりに行ったりして体を動かす。

 立ち上がるだけで頭が動き、同時に三半規管のなかにある耳石が動いて有毛細胞が活性化。血流悪化の改善にもつながる。

 立ち上がったあと、とくに用事がなければ前屈・後屈、腕伸ばしなどを行なうと効果的。

●1分しこ踏み「体を大きく傾かせて内耳を刺激、平衡感覚まで正常化させる」

【1】力士の土俵入りをイメージしつつ、両手は膝にのせて両足を開く。上半身はまっすぐ、腰は低めに下ろし、つま先は外へ向ける。

【2】片足を上げ、重心を移動したまま2秒キープ。ゆっくり【1】へ戻り、次は反対の足を上げて2秒キープ。下半身に溜まりがちな血液やリンパ液を上半身へ戻すことで、耳への血流もスムーズに。【1】~【2】×5回、1日2セット。

●タオル踏み「足底の平衡感覚センサーから脳へ情報を伝えさせる」

【1】タオルの両端それぞれをひと結びする。青竹踏みの代わりに、タオル踏みを。フェイスタオルなどが1本あれば足裏が刺激できる。

【2】タオルの結び目に足をのせて立ち上がり、1分間踏み踏み。バランスをとりながら踏むことで三半規管や耳石に刺激を与える。1回1分、1日2セット。

1分しこ踏み、タオル踏み

1分しこ踏み、タオル踏み

関連記事

トピックス

お笑いトリオ「ジャングルポケット」の元メンバー・斉藤慎二。9ヶ月ぶりにメディアに口を開いた
【休養前よりも太ってしまった】元ジャンポケ斉藤慎二を独占直撃「自分と関わるとマイナスになる…」「休みが長かった」など本音を吐露
NEWSポストセブン
約40年、地元で愛された店がラーメンをやめる(写真提供/イメージマート)
《SNS投稿やグルメサイトの弊害》あっという間に人気飲食店になったことを嘆く店の人たち 問い合わせが殺到した中華料理店は電話を撤去、行列ができたラーメン店は閉店を決めた 
NEWSポストセブン
TOKIOの国分太一(右/時事通信フォトより)
《TOKIO解散後の生活》国分太一「後輩と割り勘」「レシート一枚から保管」の節約志向 活動休止後も安泰の“5億円豪邸”
NEWSポストセブン
大谷翔平の新投球スタイルを分析(Getty Images)
《二刀流復活》進化する“投手・大谷翔平” 「ノーワインドアップ」と「シンカーボーラーへの移行」の新スタイルを分析
週刊ポスト
中山美穂さんをスカウトした所属事務所「ビッグアップル」創設社長の山中則男氏が思いを綴る
《中山美穂さん14歳時の「スケジュール帳」を発見》“芸能界の父”が激白 一夜にしてトップアイドルとなった「1985年の手帳」に直筆で記された家族メモ
NEWSポストセブン
結婚式は6月26日に始まり3日間行われた(時事通信フォト)
《総額72億円》Amazon創始者ジェフ・ベゾス氏の豪華結婚式、開催地ベネチア住人は「億万長者の遊び場に…」と反発も「朝食17万円、プライベートジェット100機貸し切り」で市長は歓迎
NEWSポストセブン
藤川監督(左)の直訴を金田氏(右)が存命であればどう評したか
阪神・藤川球児監督の「練習着にハーフパンツ着用」直訴で思い出される400勝投手・金田正一さんの言葉「大投手になりたければふくらはぎを冷やしたらアカン」
NEWSポストセブン
「札幌のギャグ男」公式インスタグラムより
《特別支援学級編入を決断した当事者の声》「小3の知能で止まっている」と宣告された中学1年生が抱えた“複雑な思い”「母さんを楽にしてやれるって思ったんだ」
NEWSポストセブン
STARTO ENTERTAINMENTの取締役CMOを退任することがわかった井ノ原快彦
《STARTO社取締役を退任》井ノ原快彦、国分太一の“コンプラ違反”に悲しみ…ジャニー喜多川氏の「家族葬」では一緒に司会
NEWSポストセブン
仲睦まじげにラブホテルへ入っていく鹿田松男・大阪府議(左)と女性
石破“側近”大阪府連幹部の府議、本会議前に“軽自動車で45分ラブホ不倫” 直撃には「知らん」「僕と違う」の一点張り
週刊ポスト
国民民主党から公認を取り消された山尾志桜里氏の去就が注目されている(時事通信フォト)
「国政に再挑戦する意志に変わりはございません」山尾志桜里氏が国民民主と“怒りの完全決別”《榛葉幹事長からの政策顧問就任打診は「お断り申し上げました」》
NEWSポストセブン
中居正広氏と被害女性の関係性を理解するうえで重大な“証拠”を独占入手
【スクープ入手】中居正広氏と被害女性との“事案後のメール”公開 中居氏の「嫌な思いをさせちゃったね。ごめんなさい」の返事が明らかに
週刊ポスト