芸能

大森南朋、NHKからハリウッドまで「売れ続ける」彼が絶対にやらないこと

大森南朋の笑顔を目撃

下北沢を訪れた大森南朋

 ゴールデンウィークに人々でごった返す東京・下北沢の街中を、出演舞台を終えて流行のファットバイク(太いタイヤのマウンテンバイク)で疾走していたのは、大森南朋(50才)。さすがは18才年下の女優小野ゆり子(32才)を妻に持つだけあって、被っていたデニム生地のキャップも含めて、私生活でも若々しいスタイルだ。劇場から出てきた際にも、関係者と満面の笑みで会話をしていて、絶好調をうかがわせた。

 この春は、テレビドラマで久々に話題に上った。

 4月11日スタートのNHK朝の連続テレビ小説『ちむどんどん』に、ヒロイン暢子(子供時代・稲垣来泉→女子高生時代・黒島結菜=25才)の父で、仲間由紀恵(42才)演じる優子の夫、比嘉賢三で出演。まだ沖縄が琉球政府時代だった1960年代。沖縄本島北部のやんばるの貧しい一家の、4人の子供と妻に優しい父を好演。2週目の月曜日、わずか6話目で亡くなってしまったが、それでもSNS上では「#賢三ロス」がトレンド入りするほどに、人気を博した。

 ある芸能関係者は「『ちむどんどん』第1週の金曜日には『あさイチ』のプレミアムトークにゲスト出演したこともあって、朝ドラ序盤の話題を独占しました」と解説する。

 大森は、2007年のNHKの大ヒット連続ドラマ『ハゲタカ』での、冷徹に日本企業を買収していくファンドマネージャー役でブレイク。その後も、NHK大河ドラマ『龍馬伝』(2010年)の武市半平太役、映画『アウトレイジ 最終章』での武闘派役など、主にコワモテ役で実力を発揮してきた。

「ただ、一昨年の連続ドラマ『私の家政夫ナギサさん』(TBS系)での、癒し系のおじさん家政夫役では、従来をイメージを打破して、“おじキュン”という造語まで生み出す話題となりました」(前出・芸能関係者)

 舞踏家で日本屈指の悪役俳優だった麿赤兒(79才)を父に持ち、21才で俳優デビュー。息の長い活躍を続けてきて、2018年にNetflixで公開された映画『アウトサイダー』では、ハリウッド進出まで果たした。

 一方で、ロックバンド『月に吠える。』では、ボーカルとギターを担当して、2016年にはアルバムをリリースするなど、多才な才能を発揮している。

「僕にとって、仕事、人生っておもしろいこと探しの旅なんじゃないかって思います」

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