──今回、市川さんが最新鋭ドラム式推しなのに対し、神原さんと石井さんはコスパタイプのドラム式を選んでいますね。
神原:私がAQUAの『まっ直ぐドラム』を選んだのは、幅595×高さ943×奥行き735mmとコンパクトなのに、洗濯容量で12kg、乾燥6kgと大容量。同じサイズ感のドラム式洗濯乾燥機と比較して10万円以上安い。このコスパのよさこそ最大の理由です。
石井:もともとAQUAは業務用のコインランドリーのシェアナンバーワンで、その技術で作ったのがこの商品です。
通常のドラム式は搬入経路で引っかかって入らず返品になるケースも案外多いとか。その点『まっ直ぐドラム』なら、比較的安心です。
市川:ぼくが選んだ、はやふわ乾燥搭載のパナソニックの最新鋭ドラム式『NA-LX129A』は、おしゃれ着洗剤を含むトリプル自動投入で、スゴ落ち泡洗浄が特徴です。洗濯機に衣類を放り込んで外出すれば、スマホとの連動で外出先から洗濯開始ができて、洗濯物に応じた洗剤や柔軟剤を自動投入して、洗濯から乾燥までを、帰宅するまでに終わらせてくれます。これは想像以上に手間いらず!
ただ、液晶パネル付きのこの機種は、今後、半導体の輸入が滞ると、部材不足で品薄になる恐れが。購入を考えているかたは、早めに購入するのがおすすめです。
【専門家のおすすめ】掃除機
(※本文中の*の価格は、編集部調べ)
自立式で使い勝手抜群
『AQUA AQC-HF501』
ペットの毛ゴミもしっかり吸い取るスティッククリーナーの最新モデル(6月1日発売)。3万6300円*/アクア
高温スチームで汚れを落とす
『ケルヒャー スチームモップSC Upright』
コンパクトで使いやすいスチームモップ(1万9580円)。コードが長いプレミアム(2万1780円)もある。/ケルヒャー ジャパン
カバーの装着で布団掃除もOK
『レイコップ GENESIS』
独自のUVテクノロジーでゴミを吸うだけではなく、除菌もできる。「女性が扱いやすい重さで吸引力も抜群。UV除菌というのが女性の心をくすぐります」(石井さん)。3万2800円/レイコップ・ジャパン
ワンタッチでハンディーに
『シャーク エヴォパワーシステム』
サッと取って手軽に使えるコードレス掃除機。マルチフロア対応(4万9500円)とフローリング専用(3万3000円)がある。/シャーク
面倒な掃除をおまかせ
『アイロボット ルンバ j3+』
掃除からゴミ捨てまで全自動の「ルンバ i3+」(7万9800円)。ペットがいる人なら、糞などを回避する「ルンバ j7+」(12万9800円)がおすすめ。/アイロボットジャパン
拭き掃除もできる最上位モデル
『エコバックス DEEBOT X1OMNI』
吸引掃除とモップでの拭き掃除が同時にできる1台2役。「値段は高いですが、自動ゴミ収集はもちろん、モップも自動で洗って乾燥までしてくれる、最強の自動掃除機です」(市川さん)。19万8000円/エコバックス
水もほこりも吸い取るハンディークリーナー
『ブラック・アンド・デッカー 乾湿両用ダストバスター WDC215WB』
通常の乾いたゴミはもちろん、こぼしたジュースや湿ったシリアルも吸引できるクリーナー。6458円/ブラック・アンド・デッカー