ライフ

俳優・升毅がなじみの味を再現 七味や山椒が効いた牛肉たっぷりの肉吸いの魅力

大阪名物・牛肉たっぷりの吸い物「肉吸い」

大阪名物・牛肉たっぷりの吸い物「肉吸い」

 料理好きの俳優・升毅は、自宅マンションの隣室を借りて、仲間たちと芝居の話をしながら酒が呑める「居酒屋」を月2回ほど開催しているという。そんな升が、『週刊ポスト』の連載『居酒屋ますや』で、大阪名物でお肉たっぷりな「肉吸い」を振る舞ってくれた。升が肉吸いとの思い出やトリビアを語ってくれた。

「中学から関西で過ごした僕にとって、肉吸いはなじみの味。肉吸いといえば大阪・千日前のうどん屋『千とせ』が有名ですが、二日酔いの芸人さんが『肉うどんの麺抜き』を頼んだのが発祥だとか。かつおだしと肉の旨味が調和したやさしい味は、二日酔いだけでなく酒のアテにもよし。『ますや』では、牛肉、ねぎ、豆腐と具材たっぷりで作ります。七味とうがらしと粉さんしょう、両方かけるのがオススメ」(升)

 さらに、升が作る肉吸いのレシピを紹介したい。

大阪名物・牛肉たっぷりの吸い物「肉吸い」

■材料(2~3人分)
牛肉薄切り…200g
長ねぎ…1本
絹ごし豆腐…1丁
水…1L
白だし…大さじ6
A[みりん…大さじ2、日本酒…大さじ1、しょうゆ…大さじ1、七味とうがらし…適宜、粉さんしょう…適宜

■作り方
【1】長ねぎは2cm幅のぶつ切りにする。豆腐は食べやすい大きさに切る。

長ねぎは2cm幅のぶつ切りに

長ねぎは2cm幅のぶつ切りに

【2】鍋に水と白だしを入れて火にかけ、沸騰したら牛肉、豆腐の順に入れる。再度沸騰したらアクをすくい、長ねぎを入れる。[A]を加え、落としぶたをして中火で5分程煮て完成。

鍋に水と白だしを入れて火にかける

鍋に水と白だしを入れて火にかける

落としぶたをして中火で5分程煮て完成

落としぶたをして中火で5分程煮て完成

【3】お好みで七味とうがらしや粉さんしょうをふる。

【プロフィール】
升毅(ます・たけし)/1955年生まれ。東京都出身。近畿大学在学中に演劇を始め、1985年に演劇ユニット「賣名行為」を 結成。1991~2002年は劇団「MOTHER」を主宰した。1995年に上京し、映画『八重子のハミング』(2017年)など出演作多数。

YouTubeで動画公開中。
https://www.youtube.com/channel/UC-DmGAqCEZMypBwgMncP1tQ

撮影/阿部吉泰

※週刊ポスト2022年6月24日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

優勝パレードには真美子さんも参加(時事通信フォト/共同通信社)
《頬を寄せ合い密着ツーショット》大谷翔平と真美子さんの“公開イチャイチャ”に「癒やされるわ~」ときめくファン、スキンシップで「意味がわからない」と驚かせた過去も
NEWSポストセブン
デート動画が話題になったドジャース・山本由伸とモデルの丹波仁希(TikTokより)
《熱愛説のモデル・Nikiは「日本に全然帰ってこない…」》山本由伸が購入していた“31億円の広すぎる豪邸”、「私はニッキー!」インスタでは「海外での水着姿」を度々披露
NEWSポストセブン
生きた状態の男性にガソリンをかけて火をつけ殺害したアンソニー・ボイド(写真/支援者提供)
《生きている男性に火をつけ殺害》“人道的な”窒素吸入マスクで死刑執行も「激しく喘ぐような呼吸が15分続き…」、アメリカでは「現代のリンチ」と批判の声【米アラバマ州】
NEWSポストセブン
“アンチ”岩田さんが語る「大谷選手の最大の魅力」とは(Xより)
《“大谷翔平アンチ”が振り返る今シーズン》「日本人投手には贔屓しろよ!と…」“HR数×1kmマラソン”岩田ゆうたさん、合計2113km走覇で決断した「とんでもない新ルール」
NEWSポストセブン
安福久美子容疑者(69)の学生時代
《被害者夫と容疑者の同級生を取材》「色恋なんてする雰囲気じゃ…」“名古屋・26年前の主婦殺人事件”の既婚者子持ち・安福久美子容疑者の不可解な動機とは
NEWSポストセブン
ソウル五輪・シンクロナイズドスイミング(現アーティスティックスイミング=AS)銅メダリストの小谷実可子
《顔出し解禁の愛娘は人気ドラマ出演女優》59歳の小谷実可子が見せた白水着の筋肉美、「生涯現役」の元メダリストが描く親子の夢
NEWSポストセブン
ドラマ『金田一少年の事件簿』などで活躍した古尾谷雅人さん(享年45)
「なんでアイドルと共演しなきゃいけないんだ」『金田一少年の事件簿』で存在感の俳優・古尾谷雅人さん、役者の長男が明かした亡き父の素顔「酔うと荒れるように…」
NEWSポストセブン
マイキー・マディソン(26)(時事通信フォト)
「スタイリストはクビにならないの?」米女優マイキー・マディソン(26)の“ほぼ裸ドレス”が物議…背景に“ボディ・ポジティブ”な考え方
NEWSポストセブン
各地でクマの被害が相次いでいる
《かつてのクマとはまったく違う…》「アーバン熊」は肉食に進化した“新世代の熊”、「狩りが苦手で主食は木の実や樹木」な熊を変えた「熊撃ち禁止令」とは
NEWSポストセブン
アルジェリア人のダビア・ベンキレッド被告(TikTokより)
「少女の顔を無理やり股に引き寄せて…」「遺体は旅行用トランクで運び出した」12歳少女を殺害したアルジェリア人女性(27)が終身刑、3年間の事件に涙の決着【仏・女性犯罪者で初の判決】
NEWSポストセブン
ガールズメッセ2025」に出席された佳子さま(時事通信フォト)
佳子さまの「清楚すぎる水玉ワンピース」から見える“紀子さまとの絆”  ロングワンピースもVネックの半袖タイプもドット柄で「よく似合う」の声続々
週刊ポスト
永野芽郁の近影が目撃された(2025年10月)
《プラダのデニムパンツでお揃いコーデ》「男性のほうがウマが合う」永野芽郁が和風パスタ店でじゃれあった“イケメン元マネージャー”と深い信頼関係を築いたワケ
NEWSポストセブン