ライフ

薄毛のボーダーライン調査 冷酷な福岡、茨城、香川、長崎、寛容なのは岩手

「薄毛の印象」は県によって違いも(イメージ)

「薄毛の印象」は県によって違いも(イメージ)

「俺、ハゲだと思われてるんだろうか」──。鏡を前に元気のない髪をかき上げ、不安に思う男性は少なくないだろう。6月22日、その「薄毛のボーダーライン」が都道府県によって異なるという驚きの調査結果が、発毛剤の「スカルプDシリーズ」などを扱うアンファーから報告された。

 調査は20~60代の都道府県各100人、合計4700人が対象。おでこの広さ(眉上から生え際まで)が4~8cmまでの男性のイラストを提示して、「何cmからが薄毛という印象か」と質問した。

アンケートに用いられたイラスト

アンケートに用いられたイラスト(提供:アンファー株式会社)

 その結果、回答数が最も多かった「薄毛だと思うおでこの広さ」は7cm以上で、全回答の境界線平均値は6.19cm。眉上から生え際まで6~7cm以上だと薄毛と認定されることが判明した。

 その上でアンファーは、境界線を4~5cmと最も狭く設定した人を集計。人数が多い順に「薄毛に厳しい都道府県ランキング」を作成した。その結果、最も薄毛に厳しかったのは福岡で、茨城、香川、長崎が続いた。ちなみに東京は8位、大阪は24位となった。

「福岡県民は『現在薄毛に悩んでいない』との回答が2番目に多く、『頭髪の医療機関に通っていない』と回答した人が3番目に多いなど、髪の毛に対する悩みが少ない傾向にある。自分の毛髪への自信が、薄毛に対する厳しさとして数値化されたのかもしれません」(アンファーPR課)

 昨年アデランスが行なった調査では、「髪に自信がある県」として高知がトップにランクイン。今回の調査でも高知は3位で、自分の髪への自信は他者への厳しさにつながる傾向が見て取れる。一方、ランキングの最下位で「薄毛に最も寛容」とされたのは岩手だった。以下、鳥取、山梨、宮崎と続いた。

「岩手県は『シャンプーやコンディショナーは頭皮ケア用製品を使用していない』との回答がトップで、薄毛の予防につながる禁酒や禁煙について、『していない』との回答も1位だった。県民は頭皮ケア等に無関心である傾向があり、“薄毛かどうか気にしない”という県民性が想定されます」(同前)

関連記事

トピックス

2014年に結婚した2人(左・時事通信フォト)
《仲間由紀恵「妊活中の不倫報道」乗り越えた8年》双子の母となった妻の手料理に夫・田中哲司は“幸せ太り”、「子どもたちがうるさくてすみません」の家族旅行
NEWSポストセブン
詐称疑惑の渦中にある静岡県伊東市の田久保眞紀市長(左/Xより)
《大学時代は自由奔放》学歴詐称疑惑の田久保市長、地元住民が語る素顔「裏表がなくて、ひょうきんな方」「お母さんは『自由気ままな放蕩娘』と…」
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《自宅から遺体見つかる》遠野なぎこ、近隣住民が明かす「部屋からなんとも言えない臭いが…」ヘルパーの訪問がきっかけで発見
NEWSポストセブン
大谷翔平(時事通信)と妊娠中の真美子さん(大谷のInstagramより)
《大谷翔平バースデー》真美子さんの“第一子につきっきり”生活を勇気づけている「強力な味方」、夫妻が迎える「家族の特別な儀式」
NEWSポストセブン
詐称疑惑の渦中にある静岡県伊東市の田久保眞紀市長(HP/Xより)
田久保眞紀市長の学歴詐称疑惑 伊東市民から出る怒りと呆れ「高卒だっていい、嘘つかなきゃいいんだよ」「これ以上地元が笑いものにされるのは勘弁」
NEWSポストセブン
東京・新宿のネオン街
《「歌舞伎町弁護士」が見た性風俗店「本番トラブル」の実態》デリヘル嬢はマネジャーに電話をかけ、「むりやり本番をさせられた」と喚めき散らした
NEWSポストセブン
横浜地裁(時事通信フォト)
《アイスピックで目ぐりぐりやったあと…》多摩川スーツケース殺人初公判 被告の女が母親に送っていた“被害者への憎しみLINE” 裁判で説明された「殺人一家」の動機とは
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《女優・遠野なぎこのマンションで遺体発見》近隣住民は「強烈な消毒液の匂いが漂ってきた」「ポストが郵便物でパンパンで」…関係者は「本人と連絡が取れていない」
NEWSポストセブン
記者が発行した卒業証明書と田久保市長(右/時事通信)
《偽造or本物で議論噴出》“黄ばんだ紙”に3つの朱肉…田久保真紀・伊東市長 が見せていた“卒業証書らしき書類”のナゾ
NEWSポストセブン
JESEA主席研究員兼最高技術責任者で中国人研究者の郭広猛博士
【MEGA地震予測・異常変動全国MAP】「箱根で見られた“急激に隆起”の兆候」「根室半島から釧路を含む広範囲で大きく沈降」…5つの警戒ゾーン
週刊ポスト
盟友である鈴木容疑者(左・時事通信)への想いを語ったマツコ
《オンカジ賭博で逮捕のフジ・鈴木容疑者》「善貴は本当の大バカ者よ」マツコ・デラックスが語った“盟友への想い”「借金返済できたと思ってた…」
NEWSポストセブン
米田
《チューハイ2本を万引きで逮捕された球界“レジェンド”が独占告白》「スリルがあったね」「棚に返せなかった…」米田哲也氏が明かした当日の心境
週刊ポスト