45位となった山梨も、2019年のリーブ21の調査で「ヘアケアに時間をかけない都道府県」トップに。自分にも他人にも、頭髪への興味が薄いようだ。また24位と目立たない大阪にも、意外な県民性が見えたという。
「『自宅で頭皮マッサージをしている』と回答した人数が全国一位となるなど、自身の薄毛に対する高い関心を示すデータが出た」(同前)
“実はこっそり気にしている”のが大阪というところだろうか。この調査では年収ごとの「薄毛の境界線」も調べた結果、高年収になるほど境界線が狭まり、薄毛に厳しくなることが判明。
「高年収層はビジネスでのつながりや人前に出る機会が多く、“身だしなみ”としての容姿に対する意識が高い。東京が8位となったのはそこが要因でしょう」(同前)
一方、意外なのは神奈川。都市圏に位置するも今回の順位は34位と低く、前述のリーブ21の調査でも「自分の薄毛を気にしない県」第2位。東京とは対照的な結果となった。
※週刊ポスト2022年7月22日号