吉川氏は本誌の電話取材に対して、当初は「ホテルに行っていない」と否定していたが、再び記者に電話をかけてきて、「たまたまチェックインして、たまたま知らない女性とエレベーターに居合わせたってことでしょう。(焼き肉店にいた女性と)同じ女性のわけないじゃないですか」と説明。女性とホテルにいたことについては、「食事はしました」「食事ではなくお酒をね、バーに行こうと思って」「バーは確かやってなかったんで、和食の所がありますよって言われてフラフラ歩いていたってことはありますよ」と、言っていることがコロコロ変わっていった。ホテルに1時間半ほど滞在していたことについては「部屋には入っていない。20分くらいフラフラして帰った」と主張していた。
また、書面回答では「食事の後にもう少し飲もうということで隣接したホテル内の店舗を探したのは事実ですが、客室を取った事実もありませんし、まして客室に滞在した事実も一切ありません」と述べていた。「隣接したホテル」ではなく汐留からお台場に移動していたのに、虚偽の回答をしていたわけだ。
それが今回の釈明ブログでは、一転してお台場に移動したことは認めていた(ただし前述の通り、ホテルの部屋に入ったことは触れていない)。
問うべきは国会議員としてふさわしい行動だったのか、そして有権者に対して説明責任を果たせているか、である。