才賀と離婚後、あびるは都内のマンションでひとりで暮らしている。仕事量も数々のバラエティー番組に出ていた頃とは比べるまでもなく、レギュラーはローカルの通販番組一本のみ。シングルマザーとして2人の子供を育てる苦労は並大抵ではなく、あびるがその覚悟を決めたというなら、周囲がとやかく言う権利はないだろう。あびるは今後、2人の娘と暮らす予定なのだろうか。
あびるの所属事務所にBちゃんを出産したことや、離れて暮らしている理由について尋ねたが、締め切りまでに回答はなかった。一方、才賀にあびるの第二子について尋ねると「まったく知りませんでした」と絶句。裁判でも妊娠・出産の話はいっさい出なかったという。その後、関係者などに確認したという才賀から本誌『女性セブン』に連絡があった。
「出産は事実のようです。赤ちゃんは東京ではなく、福岡の実家に預けているそうです。ぼくに知らせる義務はないかもしれませんが、娘にはきょうだいがいることを伝えてもいいのでは……。(父親については)心当たりもありません」
才賀の知人が言う。
「あびるさんは、Aちゃんと直接会ったのは今年3月のカフェでの面会が最後だったと言っていますが、実はその後も才賀さんの自宅で対面しているんです。もっとも30分もしないうちにAちゃんは自分の部屋にこもってしまい、あびるさんは深いため息をついていたそうです」
その日、リビングで才賀と向き合ったあびるは苦笑いを浮かべながらこう語った。
「正直ね、地獄みたいな苦しみを味わったけど、Aちゃんにママと呼ばれなくなるとか、会えなくなるとか……。で、独身フリーみたいな感じに戻ったわけじゃん。やっぱり楽だよ。自分の仕事だけで生活すればいいの。自分ひとりなら食事はウーバーイーツでいいし」
その言葉は彼女なりの強がりだったのかもしれない。だが、このときすでにBちゃんを産んでいたあびるはフリーの身ではなかったはずだ。この日を境に、あびるはAちゃんとの面会をすすめる才賀の連絡を無視するようになり、その後は、Aちゃんとも才賀とも会うことはなかった。誰もが、Aちゃん、そしてBちゃんが平穏な暮らしを取り戻すことを願っている。
※女性セブン2022年9月1日号