芸能

香川照之 “女性蔑視”の背景にある母・浜木綿子への複雑な思いと「復讐心」

女性軽視の言動の原点は

”女性軽視”の言動の原点は

“香川切り”が相次いでいる。トヨタ自動車、アリナミン製薬、サントリーなどのCMは打ち切りが決定。彼を起用する全7社中6社との契約が消滅した。

 当初は続投が噂されていた朝の情報番組『THE TIME,』(TBS系)の金曜日のレギュラーMCも、あえなく降板となった。

「この10月から始まる日曜劇場『アトムの童』(TBS系)では、香川さんが山﨑賢人さん(27才)演じる主人公の敵役として出演することが9月初旬に発表される予定でしたが、延期になった。撮影はすでに始まっていますが、香川さんはまだそこまで多くのシーンを撮影していないため、『代役を』という声も大きくなっています」(TBS関係者)

『週刊新潮』(2022年8月25日発売号)が報じた、香川照之(56才)の銀座のクラブホステスへの性加害疑惑。香川の蛮行により、女性はPTSD(心的外傷後ストレス障害)を患ったという。

「3年前の出来事で、女性が勤務していたクラブに対して起こした損害賠償訴訟も、昨年すでに取り下げられている。しかし、女性蔑視のひと言では済ませられない傍若無人な振る舞いに、女性を中心に拒絶反応が広がっています」(広告代理店関係者)

 この報道の前まで香川は東大卒のインテリで、「彼にしかできない演技」をする名優として高く評価されていた。

 2012年には46才にして「九代目市川中車」を襲名し、歌舞伎俳優に。歌舞伎の世界では幼い頃から芸を身につけてきた役者が揃うなか、経験ゼロからのスタートだったが、周囲は彼を「並外れた努力家」と評し、称賛した。

 中高時代の同級生は、香川についてこう語る。

「香川は中1から高1まで『優秀クラス』にいました。優秀クラスは180人の学年の中でも上位40名の生徒だけが選ばれる。

 その学年で東大に合格したのは9人でしたが、香川は学年トップ。卒業式ではいちばん優秀な生徒に贈られる賞をもらっていました。勉強ができたら運動が苦手、といったことがあると思いますが、彼は全部できましたね」

 しかし、香川を知る映画関係者によると、彼は若い頃から「女性に対する復讐心」を持っていた節があるという。

 香川は1965年、歌舞伎役者の二代目市川猿翁(当時は三代目市川猿之助・82才)と女優・浜木綿子(86才)の間に生まれた。しかし、両親はすぐに別居し、1968年に正式に離婚した。

 父は既婚の女優・藤間紫と駆け落ち同然で同棲生活を続け、2000年に正式に結婚した。

関連記事

トピックス

水原一平氏はカモにされていたとも(写真/共同通信社)
《胴元にとってカモだった水原一平氏》違法賭博問題、大谷翔平への懸念は「偽証」の罪に問われるケース“最高で5年の連邦刑務所行き”
女性セブン
解散を発表した尼神インター(時事通信フォト)
《尼神インター解散の背景》「時間の問題だった」20キロ減ダイエットで“美容”に心酔の誠子、お笑いに熱心な渚との“埋まらなかった溝”
NEWSポストセブン
富田靖子
富田靖子、ダンサー夫との離婚を発表 3年も隠していた背景にあったのは「母親役のイメージ」影響への不安か
女性セブン
尊富士
新入幕優勝・尊富士の伊勢ヶ濱部屋に元横綱・白鵬が転籍 照ノ富士との因縁ほか複雑すぎる人間関係トラブルの懸念
週刊ポスト
大ヒットしたスラムダンク劇場版。10-FEET(左からKOUICHI、TAKUMA、NAOKI)の「第ゼロ感」も知らない人はいないほど大ヒット
《緊迫の紅白歌合戦》スラダン主題歌『10-FEET』の「中指を立てるパフォーマンス」にNHKが“絶対にするなよ”と念押しの理由
NEWSポストセブン
《愛子さま、単身で初の伊勢訪問》三重と奈良で訪れた2日間の足跡をたどる
《愛子さま、単身で初の伊勢訪問》三重と奈良で訪れた2日間の足跡をたどる
女性セブン
水原一平氏と大谷翔平(時事通信フォト)
「学歴詐称」疑惑、「怪しげな副業」情報も浮上…違法賭博の水原一平氏“ウソと流浪の経歴” 現在は「妻と一緒に姿を消した」
女性セブン
『志村けんのだいじょうぶだぁ』に出演していた松本典子(左・オフィシャルHPより)、志村けん(右・時事通信フォト)
《松本典子が芸能界復帰》志村けんさんへの感謝と後悔を語る “変顔コント”でファン離れも「あのとき断っていたらアイドルも続いていなかった」
NEWSポストセブン
水原氏の騒動発覚直前のタイミングの大谷と結婚相手・真美子さんの姿をキャッチ
【発覚直前の姿】結婚相手・真美子さんは大谷翔平のもとに駆け寄って…水原一平氏解雇騒動前、大谷夫妻の神対応
NEWSポストセブン
大谷翔平に責任論も噴出(写真/USA TODAY Sports/Aflo)
《会見後も止まらぬ米国内の“大谷責任論”》開幕当日に“急襲”したFBIの狙い、次々と記録を塗り替えるアジア人へのやっかみも
女性セブン
創作キャラのアユミを演じたのは、吉柳咲良(右。画像は公式インスタグラムより)
『ブギウギ』最後まで考察合戦 キーマンの“アユミ”のモデルは「美空ひばり」か「江利チエミ」か、複数の人物像がミックスされた理由
女性セブン
違法賭博に関与したと報じられた水原一平氏
《大谷翔平が声明》水原一平氏「ギリギリの生活」で模索していた“ドッグフードビジネス” 現在は紹介文を変更
NEWSポストセブン