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《てめぇ、なに曲がってきたんだよ》ベントレーで逆ギレ交通事故の老舗和菓子「船橋屋」社長、職人8割辞めた強引経営の過去

渡辺社長が乗ったベントレー(SNSで拡散されている動画より)

渡辺社長が乗ったベントレー(SNSで拡散されている動画より)

 創業200年を超える老舗和菓子屋「船橋屋」が炎上している。自身の無茶な運転により交通事故を起こした男性が「どこからお前出てきてんだ、この野郎」と逆ギレする映像がネット上に出回り、その男性が“船橋屋8代目の渡辺雅司社長ではないか”と指摘されたのだ。船橋屋は事実を認め、謝罪する声明文を公式サイトで発表した。

 問題の映像は、ドライブレコーダーによって撮影されたものとみられる。突然突っ込んできた赤いベントレーにぶつけられて、撮影者が乗った車は大きく揺れた。ベントレーから下りてきた男性は、「どこからお前出てきたんだ、この野郎」「てめぇ、なに曲がってきたんだよ」と大声を出し、いきなり喧嘩腰。撮影者が「(信号は)青でしたよ」と指摘すると、男性は「青じゃねーよ。俺がここ来てんだよ」と怒鳴り、映像の最後には、撮影者の車を蹴ったのか、大きな音も入っている。

 映像では人物などにモザイク処理がかけられていたが、またたくまにベントレーから下りてきた男性が船橋屋の渡辺雅司社長だと特定されていた。船橋屋といえば、1805年に創業し、東京・亀戸に本店を持つ老舗和菓子屋だ。

「船橋屋のくず餅は、江戸名物のひとつに数えられたほどの逸品です。芥川龍之介や永井荷風たち文化人も店に足を運び、特に作家・吉川英治とは深い付き合いがありました。吉川英治が書いた看板は、今も本店に飾られています」(フードライター)

 8代目当主にあたる渡辺雅司社長は、敏腕ビジネスパーソンとしてメディア出演の機会も多く、『日経スペシャル カンブリア宮殿』(テレビ東京)で特集されたこともある。

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