昭恵夫人の居酒屋「UZU」は閉店のお知らせを貼り出した

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 さらに安倍家にとって状況が悪いのは、衆院の定数是正で次の総選挙から山口県は定数1減となり、現在の4選挙区から3選挙区へと再編されることだ。

 保守王国の山口は1区が高村正大氏、2区は岸信夫氏、3区に林芳正氏、そして4区が安倍氏と再編後は自民党が独占してきた。現職4人が3選挙区を奪い合う椅子取りゲームが起こるはずだったが、安倍氏の死で現職が3人に減った。

 山口の自民党県連関係者がこう言う。

「来年4月の補選までは旧選挙区のまま行なわれるが、安倍家が補選に身内から後継者を立て、その後の選挙区再編で県内3つの選挙区のうち2つを同じ一族の安倍家と岸家で取ろうなんて有権者の理解を得られるはずがない。

 安倍家の地盤を無理に一族に継がせるのではなく、新1区は高村氏、新2区が岸家、新3区に林氏で調整するのが一番まとまりがいい。その場合、4区の補選で当選した議員は次の総選挙で比例に回ることになる」

 安倍氏の祖父・寛氏以来の政治の名門・安倍家はいよいよ“お家断絶”の運命か。

※週刊ポスト2022年10月28日号

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