小林さんが電気ポットを使って作った自家製甘酒。腸活の強い味方だとか
便秘がちな人は、朝から発酵食品を積極的に摂った方がいいそう。なかでも小林さんは、甘酒を推す。
「特に、米麹で作った砂糖不使用の甘酒がいいですね。わが家は電気ポットで作り、ヨーグルトにかけて食べています。ヨーグルトだけだと、家族があまり食べたがらないのですが、甘酒をかけると喜んで食べてくれます。
ココット1杯程度の量でいいので、食が細いかたでも負担なく食べられますし、甘酒の自然の甘みで酸味もまろやかに。市販のものも出ているので、ぜひお試しください」
年を重ねて、小林さんの食生活に変化はあったのか。
「食べる時間に気をつけるようになりました。若いときは、寝る直前に食べても平気で眠れましたが、いまはそうもいきません。
胃に負担をかけないよう、生活リズムを整えることが大切だと感じています。そのため、夜は消化のいいものを中心に、夜8時までには食べ終わるようにしています。
お年寄りの家庭も、つい生活リズムがゆるやかになりがちです。なるべく3食きちんと食事ができるよう、一日のスタートである朝食をしっかり食べていただきたいですね」
小林まさみさん
【プロフィール】
小林まさみさん/1970年生まれ。結婚後に料理研究家を目指し、会社勤めをしながら調理師学校で学ぶ。現在は料理教室、雑誌、単行本、『キユーピー3分クッキング』などのテレビ出演、企業のレシピ開発、イベントなどで幅広く活動。義父のシニア料理家・小林まさる氏とのかけあいも人気。
取材・文/佐藤有栄
※女性セブン2022年11月10・17日号

