母親とのツーショットも見られた
羽生の競技人生をまさに全身全霊で支えた母は、プロ転向後も、事実上のマネジャーとしてサポートを続けている。しかし、彼の活動の幅が大きくなるにつれ、現体制を不安視する向きもあった。
「現役時代は日本スケート連盟がさまざまなことを取り仕切っていましたが、いまは違う。スケジュール管理や、SNSの運営など2人に負担が集中してしまいました。実際に、今回もショーのチケット販売に際してトラブルが起きてしまいました。慣れない対応に苦慮したのかもしれません」(前出・フィギュアスケート関係者)
アスリートは、引退後やプロ転向後にマネジメント会社に所属するケースも多いが、羽生はその選択はしていない。
「二人三脚のスタイルを続けているのは、やはり羽生さんにとってお母さんこそがいちばん自分を理解しているという絶対的な信頼があるからでしょう。今回のショーも、最終的には大成功を収めましたし、今後もお母さんがあらゆることを支えていくのではないでしょうか」(別のフィギュアスケート関係者)
母と共に歩む羽生の新章。その幕は、まだ上がったばかりだ。
※女性セブン2022年11月24日号