人一倍、ステージに掛ける思いが強い天海祐希
“決断”の背景にあるのは、プロ意識の高さだという。
「宝塚出身の彼女は、人一倍ステージに懸ける思いが強い。だからこそ、自分のコンディション不良でほかのキャストに迷惑をかけたり、ましてや完璧な演技ができない可能性があるなら、舞台に立つべきではないという気持ちが強いようです」(前出・芸能関係者)
とはいえ、女優としての活動は精力的に続けていく。
「来年4月クールのフジテレビ系の連続ドラマで、主役を演じることが決まっています。ミステリー小説が原作で、弁護士資格をはく奪された主人公が、頭脳と美貌を武器に難題を解決していく物語です。朝ドラに出演経験のある実力派俳優も出演するとか。元弁護士という役柄は天海さんのサバサバしたイメージとマッチしますし、彼女の新たな代表作になるかもしれませんね」(ドラマ関係者)
1987年に宝塚歌劇団で初舞台を踏んでから35年が経つ。常に全身全霊で演技と向き合ってきた彼女だからこそ、引き際も考えているのだろう。
※女性セブン2022年11月24日号