芸能

天海祐希「これが最後の舞台かも」プロ意識の高さから飛び出した早すぎる“終活宣言”

2022年11月、知人女性と焼肉を楽しんだ後の天海

2022年11月、知人女性と焼肉を楽しんだ後の天海

「この作品の見どころは、とにかく天海祐希です」。11月1日に東京公演が開幕した劇団☆新感線の舞台『薔薇とサムライ2 ─海賊女王の帰還─』。このコメントは、公演を前にメインキャストの古田新太(56才)が発したものだが、相棒への“餞別”の意味が込められていたのかもしれない──。

 同作は古田演じる大泥棒・石川五右衛門と、天海祐希(55才)演じる元海賊の女王・アンヌが危機に立ち向かうという奇想天外なストーリーだ。9月の富山公演を皮切りに、新潟、大阪をめぐり、現在は東京公演の真っ只中だ。

「生ロックバンドの演奏に合わせて、歌あり踊りあり笑いありのパワフルな作品です。劇団☆新感線は公演数が多く、すでに地方で27公演している。古田さんは『もう燃えカスしかありません』なんて言ってますが、東京公演も全部で39回あるんですよ(笑い)。キャストは力を振り絞って、全力投球しています」(舞台関係者)

 そんな中、天海は周囲に本音を漏らしているという。

「近しい人に『これが最後の舞台になるかも……』と“終活宣言”をしているんです。理由は体力面のこと。今回の舞台は、途中30分の休憩を含めて3時間半の長丁場。また、早着替えが見せ場のひとつなのですが、ずっしりと重い衣装を素早く着替えるのは、かなりの体力を使う。天海さんは冗談めかして『今回は早着替えが間に合わずに、ポロリがあるかも』なんて話していますが、ハードなお仕事ですよね」(芸能関係者)

 今回の舞台は12年前に上演された『薔薇とサムライ~GoemonRock OverDrive』の続編で、天海にとって思い入れの強い作品だ。

「12年前の上演でも、演出や早着替えの厳しさに直面していました。体力の限界に挑むような作品であることは承知のうえで、“演じられるのはこれが最後”とオファーを受けたのでしょう」(前出・芸能関係者)

 バラエティー番組では、おひとりさま生活を面白おかしく語り、若々しく颯爽としたイメージの天海だが、すでに55才の“アラ還”だ。

「寝不足が続いたり、疲れがたまったりすると体調を崩してしまうなど、近年は体の衰えを感じることが多くなったようです。『休日は体力回復のために一日中寝ている』と話していたこともあります。ほかにも、入浴やストレッチ、発酵食品を摂ることを心がけるなど、免疫ケアにも気を配り、コンディションを整えています」(スタイリスト)

関連記事

トピックス

世界中でセレブら感度の高い人たちに流行中のアスレジャーファッション(左・日本のアスレジャーブランド「RUELLE」のInstagramより、右・Backgrid/アフロ)
《広瀬すずもピッタリスパッツを普段着で…》「カタチが見える服」と賛否両論の“アスレジャー”が日本でも流行の兆し、専門家は「新しいラグジュアリーという捉え方も」と解説
NEWSポストセブン
浅香さんの自宅から姿を消した内縁の夫・世志凡太氏
《長女が追悼コメント》「父と過ごした日々を誇りに…」老衰で死去の世志凡太さん(享年91)、同居するスリランカ人が自宅で発見
取締役の辞任を発表したフジ・メディア・ホールディングスとフジテレビ(共同通信社)
《辞任したフジ女性役員に「不適切経費問題」を直撃》社員からは疑問の声が噴出、フジは「ガバナンスの強化を図ってまいります」と回答
NEWSポストセブン
子宮体がんだったことを明かしたタレントの山瀬まみ
《“もう言葉を話すことはない”と医師が宣告》山瀬まみ「子宮体がん」「脳梗塞」からの復帰を支えた俳優・中上雅巳との夫婦同伴姿
NEWSポストセブン
愛子さま(写真/共同通信社)
《12月1日がお誕生日》愛子さま、愛に包まれた24年 お宮参り、運動会、木登り、演奏会、運動会…これまでの歩み 
女性セブン
海外セレブの間では「アスレジャー
というファッションジャンルが流行(画像は日本のアスレジャーブランド、RUELLEのInstagramより)
《ぴったりレギンスで街歩き》外国人旅行者の“アスレジャー”ファッションに注意喚起〈多くの国では日常着として定着しているが、日本はそうではない〉
NEWSポストセブン
虐待があった田川市・松原保育園
《保育士10人が幼児を虐待》「麗奈は家で毎日泣いてた。追い詰められて…」逮捕された女性保育士(25)の夫が訴えた“園の職場環境”「ベテランがみんな辞めて頼れる人がおらんくなった」【福岡県田川市】
NEWSポストセブン
【複雑極まりない事情】元・貴景勝の湊川親方が常盤山部屋を継承へ 「複数の裏方が別の部屋へ移る」のはなぜ? 力士・スタッフに複数のルーツが混在…出羽海一門による裏方囲い込み説も
【複雑極まりない事情】元・貴景勝の湊川親方が常盤山部屋を継承へ 「複数の裏方が別の部屋へ移る」のはなぜ? 力士・スタッフに複数のルーツが混在…出羽海一門による裏方囲い込み説も
NEWSポストセブン
アスレジャースタイルで渋谷を歩く女性に街頭インタビュー(左はGettyImages、右はインタビューに応じた現役女子大生のユウコさん提供)
「同級生に笑われたこともある」現役女子大生(19)が「全身レギンス姿」で大学に通う理由…「海外ではだらしないとされる体型でも隠すことはない」日本に「アスレジャー」は定着するのか【海外で議論も】
NEWSポストセブン
中山美穂さんが亡くなってから1周忌が経とうとしている
《逝去から1年…いまだに叶わない墓参り》中山美穂さんが苦手にしていた意外な仕事「収録後に泣いて落ち込んでいました…」元事務所社長が明かした素顔
NEWSポストセブン
イギリス出身のインフルエンサー、ボニー・ブルー(Instagramより)(Instagramより)
《俺のカラダにサインして!》お騒がせ金髪美女インフルエンサー(26)のバスが若い男性グループから襲撃被害、本人不在でも“警備員追加”の大混乱に
NEWSポストセブン
(左から)中畑清氏、江本孟紀氏、達川光男氏の人気座談会(撮影/山崎力夫)
【江本孟紀・中畑清・達川光男座談会1】阪神・日本シリーズ敗退の原因を分析 「2戦目の先発起用が勝敗を分けた」 中畑氏は絶不調だった大山悠輔に厳しい一言
週刊ポスト