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田中圭「バチクソダサい」と言われた私服のスウェット、超高級品だった

田中圭

居酒屋から出てきた田中圭

 11月中旬の都内の繁華街。居酒屋から出てきて、たばこ休憩を取っているのは、人気俳優の田中圭(38才)。酔いも回って立ち続けているのが辛かったのか。ちょうど収まりのいいブロックに上って、しゃがむとスマホをポチポチ。こんな子供っぽさやヤンチャさも人気の一因なのだろう。

「酒癖の悪さは自他共に認めるところですが、それで人気を落とすことは一向にありません。母性本能をくすぐる草食系男性を演じる機会が多いのと、バラエティー番組での気さくな笑顔とマッチョな男らしい素顔が好評なのです」とは、あるテレビ局関係者だ。

 ファッションも気取っていないところが好印象。この夜に着用していたのは、超地味な無地のベージュ色のスウェット。舞台出演帰りの夕食だっただけに、楽な恰好でいたかったのかと思いきや、私服はほとんどスウェットなのだという。本人は以前のレギュラー番組「ぐるぐるナインティナイン『グルメチキンレース・ゴチになります!』」の中で、「基本私服は9割がスウェット。襟付きの服は1、2着しかない」と告白していた。

 また、別のトーク番組では、偏差値70超えの私立進学校に通学していたころから、級友たちに「ダボダボの服ばかり着ていて『バチクソダサい』とイジられてました」とも明かしている。ファッションセンスに関しては今も昔も変わらないと本人が明かしている。

 それでも、多くのタレントを担当するあるスタイリストは「なめちゃいけません。圭さんが着ているスウェットの中には高級品も少なくない。特に彼が好きだというブランドは品質が良く、高いものだとパーカーだけで2万5000円近くします」と解説する。むしろ、若者たちの間では、憧れのファッションアイテムなのだ。

 こんなさりげないおしゃれ、親近感が多くの30~40代の女性にはどストライクで、ひと際大きな支持を得ている。

 デビューは22年前の16才とキャリアは長いが、ブレークまでには長い時間がかかった苦労人だ。ようやく注目され始めたのは、4年前の深夜放送の連続ドラマ『おっさんずラブ』の主演から。男性から好かれる頼りない男を好演したことで、一気に人気に火がついた。

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