芸能

松原千明さん、2回目の離婚で「人を信用できなくなった」 異国で感じていた深い孤独

松原千明さんの死の真相

松原千明さんが感じていた深い孤独とは

「I’m such a loner」──2018年、ハワイの海の景色とともに、Facebookにこう胸の内をつづった松原千明さん(享年64)。ちょうどこの頃から精神安定剤を頼りにしていたという彼女は何を思って日々を過ごしていたのか──。

 ホノルルの中心地から少し離れた閑静な住宅地に立つヴィンテージマンション。主を失った部屋には悲痛な鳴き声が響き渡る。松原千明さんが亡くなって1か月あまり。彼女が最後の時間を過ごしたマンションの一室には“残されたもの”がある。

「亡くなってからしばらく経ち、息子さんが頻繁に荷物を運び出しています。ただ、松原さんがかわいがっていた愛犬のボストンテリアはまだ部屋の中にいるみたいで……。時々、部屋の前を通ると悲しそうな声でクーン、クーンと鳴いているのが聞こえてきてね。

 松原さんは家族として愛情をたっぷり注いでいたし、いつもワンちゃんと“2人っきり”でしたから……彼女がいなくなったことを理解できず、いまも“ママ”が帰ってくるのをずっと待っているんだと思います」(マンションの住人)

《松原千明さん ハワイで急死》──25年もハワイに住む松原さんが、10月8日に自宅マンションでひっそりと亡くなっていた――本誌『女性セブン』2022年12月1日号で報じた彼女の死は衝撃をもって受け止められ、芸能界は騒然となった。

 元夫の石田純一(68才)は11月16日に報道陣の取材に応じ、「もう少し、ぼくに力になれることがあったのではないかと後悔しています」と沈痛な面持ちで語った。沈黙が続く娘のすみれ(32才)はMCを務めるラジオ番組を2週にわたって欠席。憔悴が伝えられるなか、11月21日には若かりし頃の母の写真とともにインスタグラムを更新し、「I will love you forever」と思いをつづった。

 また、石田の妻・東尾理子(47才)が11月18日に更新したインスタグラムには、理子の誕生日を笑顔で祝福するすみれの姿があり、ファンを安堵させた。松原さんの死因は現在まで不明のままだが、前述の取材時に報道陣から、「(松原さんは)精神的に不安定だったのか」と聞かれた石田は、こう語った。

「そうですね。精神安定剤……だんだん強くなっていったのかもしれないですけど、薬自体ですね。医学的にはわからないですけど、彼女の場合はいわゆるお酒とのマッチング、組み合わせがあまりよくなかったようです」

 だんだんと増えていったという薬の量。異国の地で松原さんを追い詰めたものは何だったのか。

「蓄えがなくなったらどうしよう」

「松原さんが最後に来られたのは半年ほど前でした」

 こう話すのは、彼女の自宅マンションからほど近い日本食料理店のスタッフだ。松原さんは頻繁にこの店を訪れ、日本食を楽しんでいたという。

「ふらっとお見えになって、日本産の煮魚や焼き魚を召し上がっていました。印象的なのは、楽しくお酒を召し上がり、よくおしゃべりされていたことです」

関連記事

トピックス

5月8日、報道を受けて、取材に応じる日本維新の会の中条きよし参議院議員(時事通信フォト)
「高利貸し」疑惑に反論の中条きよし議員 「金利60%で1000万円」契約書が物語る“義理人情”とは思えない貸し付けの実態
NEWSポストセブン
殺害された宝島さん夫婦の長女内縁関係にある関根容疑者(時事通信フォト)
【むかつくっすよ】那須2遺体の首謀者・関根誠端容疑者 近隣ともトラブル「殴っておけば…」 長女内縁の夫が被害夫婦に近づいた理由
NEWSポストセブン
曙と真剣交際していたが婚約破棄になった相原勇
《曙さん訃報後ブログ更新が途絶えて》元婚約者・相原勇、沈黙の背景に「わたしの人生を生きる」7年前の“電撃和解”
NEWSポストセブン
なかやまきんに君が参加した“謎の妖怪セミナー”とは…
なかやまきんに君が通う“謎の妖怪セミナー”の仰天内容〈悪いことは妖怪のせい〉〈サントリー製品はすべて妖怪〉出演したサントリーのウェブCMは大丈夫か
週刊ポスト
令和6年度 各種団体の主な要望と回答【要約版】
【自民党・内部報告書入手】業界に補助金バラ撒き、税制優遇のオンパレード 「国民から召し上げたカネを業界に配っている」と荻原博子氏
週刊ポスト
グラビアから女優までこなすマルチタレントとして一世を風靡した安田美沙子(本人インスタグラム)
《過去に独立トラブルの安田美沙子》前事務所ホームページから「訴訟が係属中」メッセージが3年ぶりに削除されていた【双方を直撃】
NEWSポストセブン
エンゼルス時代、チームメートとのコミュニケーションのためポーカーに参加していたことも(写真/AFP=時事)
《水原一平容疑者「違法賭博の入り口」だったのか》大谷翔平も参加していたエンゼルス“ベンチ裏ポーカー”の実態 「大谷はビギナーズラックで勝っていた」
週刊ポスト
阿部詩は過度に着飾らず、“自分らしさ”を表現する服装が上手との見方も(本人のインスタグラムより)
柔道・阿部詩、メディア露出が増えてファッションへの意識が変化 インスタのフォロワー30万人超えで「モデルでも金」に期待
週刊ポスト
中条きよし氏、トラブルの真相は?(時事通信フォト)
【スクープ全文公開】中条きよし参院議員が“闇金顔負け”の年利60%の高利貸し、出資法違反の重大疑惑 直撃には「貸しましたよ。もちろん」
週刊ポスト
店を出て並んで歩く小林(右)と小梅
【支払いは割り勘】小林薫、22才年下妻との仲良しディナー姿 「多く払った方が、家事休みね~」家事と育児は分担
女性セブン
大の里
新三役・大の里を待つ試練 元・嘉風の中村親方独立で懸念される「監視の目がなくなる問題」
NEWSポストセブン
テレビや新聞など、さまざまなメディアが結婚相手・真美子さんに関する特集を行っている
《水原一平ショックを乗り越え》大谷翔平を支える妻・真美子さんのモテすぎ秘話 同級生たちは「寮内の食堂でも熱視線を浴びていた」と証言 人気沸騰にもどかしさも
NEWSポストセブン