スポーツ

サッカー日本代表「次の監督は本田圭佑」に期待する声 実現への“最大の壁”は

本田圭佑氏に次期監督就任を期待する声も(写真/Getty Images)

本田圭佑氏に次期監督就任を期待する声も(写真/Getty Images)

 日本中で歓喜と悲嘆が交錯したサッカーW杯。1試合ごとに指揮官・森保一監督(54)の采配に賛否が分かれるなか、関係者からは4年後のW杯に向けて「あの男」に期待する声が上がってきた。

 これまではW杯の全日程が終了すると次期監督の「選考問題」が浮上してきた。だが、日本サッカー協会は森保氏の手腕を高く評価し、すでに2年間の「続投要請」を出す意向だと報じられている。まずは今後2年間のさらなる代表強化を評価した上で、次の「米国・カナダ・メキシコW杯」まで契約を延長するオプションをつけるようだ。

 スポーツ紙記者が語る。

「協会はこれまでの『4年1区切り』という代表監督の慣例を打破したいようです。ただ、森保監督が続投してもまずはもう2年。4年後、W杯のピッチで指揮を執る監督が誰になるかというのはまだ分かりません」(スポーツ紙記者)

 次期監督の人選は「技術委員会」が進めるが、トップの反町康治委員長はすでに動きだしているという声もある。あるサッカーライターが明かす。

「反町さんはスコットランド1部のセルティック監督のアンジ・ポステコグルーに監督就任を打診したと言われています。ほかにも名古屋グランパスの長谷川健太監督などの名前が挙がっている」

 森保氏の評価は「まるでジェットコースターのようだ」と言うのが、サッカージャーナリストの財徳健治氏。

「ドイツ戦もコスタリカ戦もどちらも森保氏の“実力”だが、2戦目でみんな混乱してしまった。協会内には続投の考えもあると聞いているが、新監督に替えてもいいと思う。ただ、選手とのコミュニケーションの取りやすさを考えるとやはり日本人監督のほうがいい」

 そこで“候補”の一人として名前が挙がるのが、今大会でABEMAの解説を務めた元日本代表の本田圭佑(36)だ。独特の口ぶりでの歯に衣着せない解説が視聴者に好評で、ネット上では「本田を次の監督に」という期待が高まっている。

「今回、NHKやテレビ朝日の解説に呼ばれていた連中も試合の最中はみんな本田と同様のことを感じている。しかし、勇気を持って言葉を発しない。その点、本田は自分の強い言葉で発信している。指揮官になれば面白いかもしれない」(財徳氏)

関連キーワード

関連記事

トピックス

山本由伸選手とモデルのNiki(Instagramより)
「球場では見かけなかった…」山本由伸と“熱愛説”のモデル・Niki、バースデーの席にうつりこんだ“別のスポーツ”の存在【インスタでは圧巻の美脚を披露】
NEWSポストセブン
モンゴル訪問時の写真をご覧になる天皇皇后両陛下(写真/宮内庁提供 ) 
【祝・62才】皇后・雅子さま、幸せあふれる誕生日 ご家族と愛犬が揃った記念写真ほか、気品に満ちたお姿で振り返るバースデー 
女性セブン
現在は三児の母となり、昨年、8年ぶりに芸能活動に本格復帰した加藤あい
《現在は3児の母》加藤あいが振り返る「めまぐるしかった」CM女王時代 海外生活を経験して気付いた日本の魅力「子育てしやすい良い国です」ようやく手に入れた“心の余裕”
週刊ポスト
村上迦楼羅容疑者(27)のルーツは地元の不良グループだった(読者提供/本人SNS)
《型落ちレクサスと中古ブランドを自慢》トクリュウ指示役・村上迦楼羅(かるら)容疑者の悪事のルーツは「改造バイクに万引き、未成年飲酒…十数人の不良グループ」
NEWSポストセブン
熊本県警本部(写真左:時事通信)と林信彦容疑者(53)が勤めていた幼稚園(写真右)
《親族が悲嘆「もう耐えられないんです」》女児へのわいせつ行為で逮捕のベテラン保育士・林信彦容疑者(53)は“2児の父”だった
NEWSポストセブン
エスカレーターのふもとには瓦礫の山が
《青森東方沖地震の余波》「『あそこで誰が飲んでた』なんて噂はすぐに広まる」被災地を襲う“自粛ムード”と3.11を知る漁師のホンネ「今の政府は絶対に助けてくれない」
NEWSポストセブン
リクルート社内の“不正”を告発した社員は解雇後、SNS上で誹謗中傷がやまない状況に
リクルートの“サクラ行為”内部告発者がSNSで誹謗中傷の被害 嫌がらせ投稿の発信源を情報開示した結果は“リクルートが契約する電話番号” 同社の責任が問われる可能性を弁護士が解説
週刊ポスト
上原多香子の近影が友人らのSNSで投稿されていた(写真は本人のSNSより)
《茶髪で缶ビールを片手に》42歳となった上原多香子、沖縄移住から3年“活動休止状態”の現在「事務所のHPから個人のプロフィールは消えて…」
NEWSポストセブン
ラオス語を学習される愛子さま(2025年11月10日、写真/宮内庁提供)
《愛子さまご愛用の「レトロ可愛い」文房具が爆売れ》お誕生日で“やわらかピンク”ペンをお持ちに…「売り切れで買えない!」にメーカーが回答「出荷数は通常月の約10倍」
NEWSポストセブン
王子から被害を受けたジュフリー氏、若き日のアンドルー王子(時事通信フォト)
《10代少女らが被害に遭った“悪魔の館”写真公開》トランプ政権を悩ませる「エプスタイン事件」という亡霊と“黒い手帳”
NEWSポストセブン
テレ朝本社(共同通信社)
《テレビ朝日本社から転落》規制線とブルーシートで覆われた現場…テレ朝社員は「屋上には天気予報コーナーのスタッフらがいた時間帯だった」
NEWSポストセブン
竹内結子さんと中村獅童
《竹内結子さんとの愛息が20歳に…》再婚の中村獅童が家族揃ってテレビに出演、明かしていた揺れる胸中 “子どもたちにゆくゆくは説明したい”との思い
NEWSポストセブン