芸能

吉川晃司、約1年ぶりのツアーに密着!「共に困難を乗り越えていこう」

ドラマ『舞いあがれ!』の鬼教官役が話題

ドラマ『舞いあがれ!』の鬼教官役が話題

 デビューから38年。第一線を走り続ける吉川晃司(57才)が、ライブで観客の前に帰って来た。コロナ禍で制限のあるなか、熱く盛り上がる満員の観客を前にして彼は何を感じ、どんなメッセージを届けたのか──。

人生、いつ何が起こるかわからない

 吉川晃司のライブツアーが神奈川県・よこすか芸術劇場を皮切りにスタートした。通算20作目で約6年ぶりのアルバム『OVER THE 9』の新曲や、疾走感あふれるロック、深みのあるバラードの名曲など、多彩な楽曲を披露。満員の会場は熱気に包まれた。アルバム名はコロナ禍の状況を踏まえたものだ。

「数字で例えるならば、いまは10に満たない不充分な9の状態。不完全な時代だが、共に困難を乗り越えていこうというエールの想いを込めています」

 吉川自身も2021年に心臓手術を行い、危機を乗り越えてきた。

「いつ何が起こるかわからないわけで、やりたいことはやれるときにやるようにしています」と心境の変化を語る。

「元気なだけで丸儲け。コロナ禍でいろいろありますが、会場に足を運んでくれた皆さんにはありがとうと思うわけです」と吉川。代名詞のシンバルキックを成功させると、盛大な拍手が起こった。キックの高さと速さは圧巻。NHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』での厳格な大河内教官役に説得力があるのは、吉川自身が日々の鍛錬を怠らないからだろう。「笑顔の再会を果たす」ツアーは来年2月まで走り続ける。

撮影/秦淳司、平野タカシ 取材・文/長谷川誠

※女性セブン2023年1月1日号

関連記事

トピックス

オールスターゲーム前のレッドカーペットに大谷翔平とともに登場。夫・翔平の横で際立つ特注ドレス(2025年7月15日)。写真=AP/アフロ
大谷真美子さん、米国生活2年目で洗練されたファッションセンス 眉毛サロン通いも? 高級ブランドの特注ドレスからファストファッションのジャケットまで着こなし【スタイリストが分析】
週刊ポスト
10月16日午前、40代の女性歌手が何者かに襲われた。”黒づくめ”の格好をした犯人は現在も逃走を続けている
《ポスターに謎の“バツ印”》「『キャー』と悲鳴が…」「現場にドバッと血のあと」ライブハウス開店待ちの女性シンガーを “黒づくめの男”が襲撃 状況証拠が示唆する犯行の計画性
NEWSポストセブン
全国でクマによる被害が相次いでいる(右の写真はサンプルです)
「熊に喰い尽くされ、骨がむき出しに」「大声をあげても襲ってくる」ベテラン猟師をも襲うクマの“驚くべき高知能”《昭和・平成“人食い熊”事件から学ぶクマ対策》
NEWSポストセブン
公金還流疑惑がさらに発覚(藤田文武・日本維新の会共同代表/時事通信フォト)
《新たな公金還流疑惑》「維新の会」大阪市議のデザイン会社に藤田文武・共同代表ら議員が総額984万円発注 藤田氏側は「適法だが今後は発注しない」と回答
週刊ポスト
初代優勝者がつくったカクテル『鳳鳴(ほうめい)』。SUNTORY WORLD WHISKY「碧Ao」(右)をベースに日本の春を象徴する桜を使用したリキュール「KANADE〈奏〉桜」などが使われている
《“バーテンダーNo.1”が決まる》『サントリー ザ・バーテンダーアワード2025』に込められた未来へ続く「洋酒文化伝承」にかける思い
NEWSポストセブン
“反日暴言ネット投稿”で注目を集める中国駐大阪総領事
「汚い首は斬ってやる」発言の中国総領事のSNS暴言癖 かつては民主化運動にも参加したリベラル派が40代でタカ派の戦狼外交官に転向 “柔軟な外交官”の評判も
週刊ポスト
黒島結菜(事務所HPより)
《いまだ続く朝ドラの影響》黒島結菜、3年ぶりドラマ復帰 苦境に立たされる今、求められる『ちむどんどん』のイメージ払拭と演技の課題 
NEWSポストセブン
超音波スカルプケアデバイスの「ソノリプロ」。強気の「90日間返金保証」の秘密とは──
超音波スカルプケアデバイス「ソノリプロ」開発者が明かす強気の「90日間全額返金保証」をつけられる理由とは《頭皮の気になる部分をケア》
NEWSポストセブン
公職上の不正行為および別の刑務所へ非合法の薬物を持ち込んだ罪で有罪評決を受けたイザベル・デール被告(23)(Facebookより)
「私だけを欲しがってるの知ってる」「ammaazzzeeeingggggg」英・囚人2名と“コッソリ関係”した美人刑務官(23)が有罪、監獄で繰り広げられた“愛憎劇”【全英がザワついた事件に決着】
NEWSポストセブン
三田寛子(時事通信フォト)
「あの嫁は何なんだ」「坊っちゃんが可哀想」三田寛子が過ごした苦労続きの新婚時代…新妻・能條愛未を“全力サポート”する理由
NEWSポストセブン
大相撲九州場所
九州場所「17年連続15日皆勤」の溜席の博多美人はなぜ通い続けられるのか 身支度は大変だが「江戸時代にタイムトリップしているような気持ちになれる」と語る
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 高市首相「12.26靖国電撃参拝」極秘プランほか
「週刊ポスト」本日発売! 高市首相「12.26靖国電撃参拝」極秘プランほか
NEWSポストセブン