芸能

唐田えりか 体当たり演技で挑んだ主演映画が監督の不祥事でお蔵入り危機に

体当たり演技だったというが…

体当たり演技だったというが…

 公開中の映画『の方へ、流れる』で主演を務めた女優の唐田えりか(25)。2020年に俳優の東出昌大(34)との不倫が報じられて表舞台から姿を消して以来、3年ぶりの映画出演となった。

 11月26日に行なわれた同作の初日舞台挨拶では観客から「おかえり!」と声援を受け、感極まる場面もあったが、そのウラで唐田のもう一つの出演作が窮地に陥っているという。制作会社関係者が明かす。

「映画のタイトルは『死体の人(仮)』。唐田が演じるのは主人公の恋人で、デリヘル嬢のヒロイン。新境地に挑戦した作品で、本来ならば9~11月に宣伝プロモーションが行なわれ、12月には完成披露試写の予定だったのですが、監督の不祥事のせいで“お蔵入り”しそうなんです」

 原因となったのが、昨年11月に報じられた監督夫妻の失業保険不正受給疑惑だという。

「昨年7月、映画の監督を務めるA氏の妻であるB子さんは長年勤めた会社を自己都合で退職。失業保険を受給していましたが、夫の仕事取引先から依頼された音声データの文字起こしなどで10万円程度の収入は得ていた。その事実を知ったハローワークが夫妻への調査を実施し、不正受給した分の失業保険の返還を要求しました。

 報道を受け、制作会社側はたとえ少額だとしても監督に不正があったことを問題視して、公開中止の方向に傾いているのです」(制作会社関係者)

 この映画の制作には、長澤まさみが主演を務めるドラマ『エルピス』や上白石萌歌が出演するドラマ『金田一少年の事件簿』などを担当した制作会社のプロデューサーが携わっている。

「社会問題に切り込む題材を扱うこともあり、少しでもコンプライアンスに懸念のあるものは触れたくないのでしょう。映画関係者の間では『唐田さんの濡れ場がどうしても見たいのに!』との話で持ちきりです」(制作会社関係者)

 制作会社に映画の公開予定について聞いたが、締め切りまでに回答はなし。監督にも架電したが、応答はなかった。

 唐田の体当たり演技が日の目を見るときは来るのか。

※週刊ポスト2022年12月23日号

関連記事

トピックス

中居正広氏の近況は(時事通信フォト)
反論を続ける中居正広氏に“体調不良説” 関係者が「確認事項などで連絡してもなかなか反応が得られない」と明かす
週刊ポスト
「地面師たち」からの獄中手記をスクープ入手
「全てを話せば当然、有罪となっていたでしょう」不起訴になった大物地面師が55億円詐欺「積水ハウス事件」の裏側を告白 浮かび上がった“本当の黒幕”の存在
週刊ポスト
大谷と真美子さんを支える「絶対的味方」の存在とは
《大谷翔平が“帰宅報告”投稿》真美子さん「娘のベビーカーを押して夫の試合観戦」…愛娘を抱いて夫婦を見守る「絶対的な味方」の存在
NEWSポストセブン
「お笑い米軍基地」が挑んだ新作コント「シュウダン・ジケツ」(撮影/西野嘉憲)
沖縄のコント集団「お笑い米軍基地」が戦後80年で世に問うた新作コント「シュウダン・ジケツ」にかける思い 主宰・まーちゃんが語る「戦争にツッコミを入れないと」
NEWSポストセブン
神谷宗幣氏(写真中央)が率いる参政党は参院選で大躍進した。東京選挙区でも塩入清香氏(右)が当選(2025年8月写真撮影:小川裕夫)
《午前8時の”異変”》躍進した「参政党」、選挙中に激しい応酬のあった支持者と反対派はどこへ?参院選後の初登院の様子をレポート
NEWSポストセブン
令和最強のグラビア女王・えなこ
令和最強のグラビア女王・えなこ 「表紙掲載」と「次の目標」への思いを語る
NEWSポストセブン
“地中海の楽園”マルタで公務員がコカインを使用していたことが発覚した(右の写真はサンプルです)
公務員のコカイン動画が大炎上…ワーホリ解禁の“地中海の楽園”マルタで蔓延する「ドラッグ地獄」の実態「ハードドラッグも規制がゆるい」
NEWSポストセブン
『週刊ポスト』8月4日発売号で撮り下ろしグラビアに挑戦
渡邊渚さん、撮り下ろしグラビアに挑戦「撮られることにも慣れてきたような気がします」、今後は執筆業に注力「この夏は色んなことを体験して、これから書く文章にも活かしたいです」
週刊ポスト
強制送還のためニノイ・アキノ国際空港に移送された渡辺優樹、小島智信両容疑者を乗せて飛行機の下に向かう車両(2023年撮影、時事通信フォト)
【ルフィの一味は実は反目し合っていた】広域強盗事件の裁判で明かされた「本当の関係」 日本の実行役に報酬を支払わなかったとのエピソードも
NEWSポストセブン
ブラジルの元バスケットボール選手が殺人未遂の疑いで逮捕された(SNSより、左は削除済み)
《35秒で61回殴打》ブラジル・元プロバスケ選手がエレベーターで恋人女性を絶え間なく殴り続け、顔面変形の大ケガを負わせる【防犯カメラが捉えた一部始終】
NEWSポストセブン
モンゴルを公式訪問された天皇皇后両陛下(2025年7月12日、撮影/横田紋子)
《麗しのロイヤルブルー》雅子さま、ファッションで示した現地への“敬意” 専門家が絶賛「ロイヤルファミリーとしての矜持を感じた」【軍地彩弓のファッションNEWS】
NEWSポストセブン
三原じゅん子氏に浮上した暴力団関係者との交遊疑惑(写真/共同通信社)
《党内からも退陣要求噴出》窮地の石破首相が恐れる閣僚スキャンダル 三原じゅん子・こども政策担当相に暴力団関係者との“交遊疑惑”発覚
週刊ポスト