ライフ

がんリスクを調べる「検査キット」を体験 採血への苦手意識は克服できたのか

検査を見極める必要がある(写真/Getty Images)

検査キットを体験してみた(写真はイメージ/Getty Images)

 コロナ禍以降、医療機関に行かなくても、自宅で健康管理ができる「検査キット」を利用する人が急増している。編集部のメンバーが、実際に取り寄せて試してみた。

血液検査が苦手じゃなくなったかも?

『がんリスクチェッカー 女性向け』

「がんリスクチェッカー女性向け」を体験

「がんリスクチェッカー女性向け」を体験

 大腸がん、食道がん、乳がんなどで比較的早期に検出される「p53抗体」と、乳がんの腫瘍マーカーに使われる「CA15-3」を検査。基準値内か否かがクイックにわかる。自治体や企業の保健事業に多く導入されている。1万2100円/リージャー

【ライターT(48才)が体験】

 注射が大の苦手で、献血しては倒れたり、熱を出すタイプの私。それでもがんリスクを調べられるめったにないチャンスと思い血液検査の『がんリスクチェッカー』にチャレンジ。

 アマゾンで注文すると、なんと翌日にはキットが到着。しかも説明書がとにかくわかりやすい! 17ステップを間違えることなくクリアし、無事に採血することができた。

 自分で自分の皮膚に針を刺し、出血させる瞬間は緊張したものの痛みはほとんどなく、痛くないのに血液がたまっていくのが不思議だった。もっと不思議なのは、血液を入れたシリンダーを普通郵便で発送できてしまうこと。発売元のリージャーに問い合わせると、「透明のボトルに入れた液体が血液成分を保護できるので、採血後1週間は成分が変わらないことがわかっています。夏の炎天下は避けていただく必要がありますが、いまの時期なら問題ありませんよ」とのこと。

 投函から5日後、まずメールで通知が届き、1週間後には書面でも結果が届いた。どちらも基準値内! 安心できたし、スピーディーでストレスフリー。自分でもできた、という自信も湧いてくる。苦手克服どころか、クセになりそう!

関連キーワード

関連記事

トピックス

炊き出しボランティアのほとんどは、真面目な運営なのだが……(写真提供/イメージマート)
「昔はやんちゃだった」グループによる炊き出しボランティアに紛れ込む”不届きな輩たち” 一部で強引な資金調達を行う者や貧困ビジネスに誘うリクルーターも
NEWSポストセブン
ゆっくりとベビーカーを押す小室さん(2025年5月)
小室眞子さん“暴露や私生活の切り売りをビジネスにしない”質素な生活に米メディアが注目 親の威光に頼らず自分の道を進む姿が称賛される
女性セブン
組織改革を進める六代目山口組で最高幹部が急逝した(司忍組長。時事通信フォト)
【六代目山口組最高幹部が急逝】司忍組長がサングラスを外し厳しい表情で…暴排条例下で開かれた「厳戒態勢葬儀の全容」
NEWSポストセブン
藤浪晋太郎(左)に目をつけたのはDeNAの南場智子球団オーナー(時事通信フォト)
《藤浪晋太郎の“復活計画”が進行中》獲得決めたDeNAの南場智子球団オーナーの“勝算” DeNAのトレーニング施設『DOCK』で「科学的に再生させる方針」
週刊ポスト
手を繋いでレッドカーペットを歩いた大谷と真美子さん(時事通信)
《「ダサい」と言われた過去も》大谷翔平がレッドカーペットでイジられた“ファッションセンスの向上”「真美子さんが君をアップグレードしてくれたんだね」
NEWSポストセブン
「漫才&コント 二刀流No.1決定戦」と題したお笑い賞レース『ダブルインパクト』(番組公式HPより)
夏のお笑い賞レースがついに開催!漫才・コントの二刀流『ダブルインパクト』への期待と不安、“漫才とコントの境界線問題”は?
NEWSポストセブン
パリの歴史ある森で衝撃的な光景に遭遇した__
《パリ「ブローニュの森」の非合法売買春の実態》「この森には危険がたくさんある」南米出身のエレナ(仮名)が明かす安すぎる値段「オーラルは20ユーロ(約3400円)」
NEWSポストセブン
韓国・李在明大統領の黒い交際疑惑(時事通信フォト)
「市長の執務室で机に土足の足を乗せてふんぞり返る男性と…」韓国・李在明大統領“マフィアと交際”疑惑のツーショットが拡散 蜜月を示す複数の情報も
週刊ポスト
中核派の“ジャンヌ・ダルク”とも言われるニノミヤさん(仮称)の壮絶な半生を取材した
高校時代にレイプ被害で自主退学に追い込まれ…過去の交際男性から「顔は好きじゃない」中核派“謎の美女”が明かす人生の転換点
NEWSポストセブン
白石隆浩死刑囚
《死刑執行》座間9人殺害の白石死刑囚が語っていた「殺害せずに解放した女性」のこと 判断基準にしていたのは「金を得るための恐怖のフローチャート」
NEWSポストセブン
ゆっくりとベビーカーを押す小室さん(2025年5月)
《小室圭さんの赤ちゃん片手抱っこが話題》眞子さんとの第1子は“生後3か月未満”か 生育環境で身についたイクメンの極意「できるほうがやればいい」
NEWSポストセブン
中核派の“ジャンヌ・ダルク”とも言われるニノミヤさん(仮称)の壮絶な半生を取材した
【独占インタビュー】お嬢様学校出身、同性愛、整形400万円…過激デモに出没する中核派“謎の美女”ニノミヤさん(21)が明かす半生「若い女性を虐げる社会を変えるには政治しかない」
NEWSポストセブン