国内

「週刊ポスト」本日発売! ユニクロに続く「異次元の賃上げ」企業ほか

 1月23日発売の「週刊ポスト」は、すべての国民が知っておくべき「家計と給与の真実」を特集するプレミアム号。ユニクロの「人件費総額15%増」は、いわば「ベースアップ15%」であり、日本企業の給与制度を一気に突き崩すくらいのインパクトがあった。経団連も賃上げに前向きな方針を示し、労組は今春5%以上の賃上げ目標を掲げる。先進国で唯一、給与が上がらず成長が止まってしまった日本はいよいよ眠りから覚めるのか。ほかに、相続と贈与の裏ワザ、WBC選考の真相、菅前首相のクーデター計画、まさかの「朝アイス」健康法など注目の記事が目白押し。

今週の見どころ読みどころ

◆大企業が続々!「異次元の賃上げ」ラッシュでニッポン経済は立ち上がる!
ユニクロの衝撃的な賃上げが、いわゆる“ファーストペンギン”となり、名だたる大手企業が賃上げ方針を打ち出している。日本生命、キヤノン、サントリー、NTTなど業種を超えた広がりを見せる背景には、OECD加盟の主要34か国中24位まで下がってしまった日本の低賃金では優秀な人材が海外に流出してしまうという企業側の危機感がある。動機はともあれ、本当に大幅な賃上げ局面になれば、ついに経済は「良いインフレ」に入り、かつての栄光が取り戻せる。その見通しと各企業の内情を分析した。

◆連続増収増益「世界記録」目前のニトリHD会長が予言する「賃上げと株価」
ニトリホールディングスの似鳥昭雄・会長は「経済予測の達人」と呼ばれる。今回のインタビューでも、「経営者は社員に10年先を語り、ピタリと一致させる能力が必要」と喝破した。同社は今期に増収増益を達成すれば、米ウォルマートの持つ記録を破り、36期連続の「世界記録」を樹立する。その経営哲学と驚異の労働生産性、それに報いる賃上げ、そして世界経済の行方について語り尽くした。

◆大物辞退に田中マー君「落選」――“史上最強”WBCメンバー選考の舞台裏
侍ジャパン入りに熱意を見せていた田中将大が落選した背景になにがあったのか。スポーツ紙やテレビは“史上最強”を連呼するばかりで影の部分を見せないが、選考の裏には選ぶほうも選ばれるほうも複雑な事情があった。「12球団から最低1人」という不文律や、「なぜ柳田、坂本、森は辞退したか」、「マー君は入れ替え枠説」まで詳しく報じる。

◆「年収4億円」報道を否定したホラン千秋の本当の年収は「1.5億」!?
写真週刊誌『FLASH』に年収4億円と報じられたホラン千秋は「そんなに稼いでない」と否定した。とはいえ、「Nスタ」キャスターとして不動の地位を確立し、CMは10本近く出演する人気者だけに、芸能界の勝ち組であることは間違いない。本当の年収について、芸能ジャーナリストは「1.5億円」と推定した。

◆スーパー中学生ランナー・ドルーリー朱瑛里は「天が4物を与えた天才」だった
全国都道府県対抗女子駅伝で17人抜きの区間新記録を打ち立てた岡山代表のドルーリーはカナダ人の父と日本人の母を持つ陸上界注目のスターだ。実はその才能は走ることにとどまらない。周辺を取材すると、陸上以外に3つの特技を持つ正真正銘のギフテッドであることが判明した。

◆菅前首相「岸田批判」の真の狙いは「安倍派・麻生派の解体」だ
このところ菅氏の政権批判が目立つ。岸田首相が派閥に所属したままであることや、防衛増税が標的になっているが、実は本当の目的は長きにわたって自民党を支配している安倍派、麻生派の2大派閥に亀裂を入れて力をそぐことだとも見られている。菅復権のキーマンとなる「四天王」には、なんとあの「安倍側近」の名前も挙がっている。

◆韓国で空前のヒットを記録する「伊藤博文暗殺映画」のトンデモ歴史考証を暴く
慰安婦や徴用工が騒がれるようになるずっと前から、韓国の「反日シンボル」だったのが初代韓国統監・伊藤博文を暗殺した安重根だ。これまで韓国では何度もフィクションにされているが、今またそれを題材とした映画『英雄』が大ヒットを記録している。日本人としては「またか」とウンザリする話だが、映画の豪華キャストや熱演とは裏腹に、シナリオには史実を無視したトンデモ話があふれていた。これを見た韓国人ファンが「歴史を忘れてはならない」などと盛り上がっていることは問題ではないか。

◆国民的女優になった北川景子「オーディション100連敗」の大根役者時代
大河ドラマ「どうする家康」では戦国一の美女「お市の方」を演じ、ドラマに映画にと引っ張りだこの北川景子。しかしデビュー当初は美貌こそ際立っていたものの、演技の評価はさんざんで苦しい下積み生活だった。当時を知る関係者らの証言で、そこから脱皮して大化けしたきっかけ、努力、魅力が明らかに。

◆YMO高橋氏だけじゃない コロナで急増する誤嚥性肺炎の脅威
YMOの高橋幸宏氏が誤嚥性肺炎で亡くなった。直近のデータでは、2021年に国内で誤嚥性肺炎で亡くなった人は約5万人で前年より7000人近く増えていた。なぜなのか。専門医らは、コロナ感染との関係、自粛生活の弊害、さらに「マスク」が原因になりうると警告した。

◆「朝アイス」ほか「朝〇〇」で健康になる最強メニューはこれだ!
古くから朝食の大切さは指摘されてきたが、最新の栄養学や医学に照らすと、「まさか」と思うようなメニューが健康に役立つことがわかってきた。「朝アイス」は脳のα波を活性化させてリラックス状態を作るほか、「朝ラーメン」「朝カレー」「朝チャーハン」などの効用を検証した。

◆俳優・岡本信人が試乗した「高齢者に大人気の自転車」のスゴイところ
自転車関連製品製造卸業のサギサカが開発した高齢者向け自転車「こげーる」が2000台を売り上げるヒット商品になっている。一見するといわゆる「ママチャリ」だが、高齢者にうれしい工夫が随所に施され、介護予防になると評判なのだ。免許返納したという俳優・岡本信人(75)が試乗し、その実力を体験した。

◆<カラー特集>専門家3人がガチンコ評価でコンビニ「揚げもの王者」を決定!
いまやレジ脇のホットスナックはコンビニグルメの花形だ。大手3社のから揚げ、フライドチキンをはじめ、コロッケ、ポテトなど「揚げもの」のチャンピオンを決める。プロが食べ比べるとそれぞれ違いは鮮明だが、評価のほうは激戦、激論となった。特集を参考に自分で食べ比べてみるのも楽しそう。

◆<グラビアリポート>素人配信者たちが過激に競う「エッチなYouTube」の驚くべき世界
ネットのエロサイトはリスクもあるから見たくないが、YouTubeはよく見るという人は多いだろう。規制も厳しく運営がしっかりしている動画配信の王道だが、実は最近、その規制をかいくぐって「エッチ動画」をアップする女性たちが急増している。どんな女性がどんな動画を配信しているのか。「ノーブラ散歩」「生着替え」「温泉女子」など人気のジャンルと配信者を探った。

◆相続と生前贈与「新制度で利用できるギリギリセーフの裏ワザ」一挙公開
暦年贈与の縮小など、今年の税制改正では相続や生前贈与に関する制度変更が見込まれている。多くは国民にとって不利益な「実質増税」だが、新制度をよく知り上手に対応すれば、新たな節税策も見えてくる。使いやすくなった「相続時精算課税制度」をはじめ、専門家が「ギリギリセーフの節税術」を指南する。

※全国の書店、コンビニで絶賛発売中!

関連記事

トピックス

運転席に座る広末涼子容疑者
《事故後初の肉声》広末涼子、「ご心配をおかけしました」騒動を音声配信で謝罪 主婦業に励む近況伝える
NEWSポストセブン
近況について語った渡邊渚さん(撮影/西條彰仁)
渡邊渚さんが綴る自身の「健康状態」の変化 PTSD発症から2年が経ち「生きることを選択できるようになってきた」
NEWSポストセブン
昨年12月23日、福島県喜多方市の山間部にある民家にクマが出現した(写真はイメージです)
《またもクレーム殺到》「クマを殺すな」「クマがいる土地に人間が住んでるんだ!」ヒグマ駆除後に北海道の役場に電話相次ぐ…猟友会は「ヒグマの肉食化が進んでいる」と警鐘
NEWSポストセブン
真美子さん着用のピアスを製作したジュエリー工房の経営者が語った「驚きと喜び」
《真美子さん着用で話題》“個性的なピアス”を手がけたLAデザイナーの共同経営者が語った“驚きと興奮”「子どもの頃からドジャースファンで…」【大谷翔平と手繋ぎでレッドカーペット】
NEWSポストセブン
鶴保庸介氏の失言は和歌山選挙区の自民党候補・二階伸康氏にも逆風か
「二階一族を全滅させる戦い」との声も…鶴保庸介氏「運がいいことに能登で地震」発言も攻撃材料になる和歌山選挙区「一族郎党、根こそぎ潰す」戦国時代のような様相に
NEWSポストセブン
山尾志桜里氏に「自民入りもあり得るか」聞いた
【国民民主・公認取り消しの余波】無所属・山尾志桜里氏 自民党の“後追い公認”めぐる記者の直撃に「アプローチはない。応援に来てほしいくらい」
NEWSポストセブン
レッドカーペットを彩った真美子さんのピアス(時事通信)
《価格は6万9300円》真美子さんがレッドカーペットで披露した“個性的なピアス”はLAデザイナーのハンドメイド品! セレクトショップ店員が驚きの声「どこで見つけてくれたのか…」【大谷翔平と手繋ぎ登壇】
NEWSポストセブン
竹内朋香さん(左)と山下市郎容疑者(左写真は飲食店紹介サイトより。現在は削除済み)
《浜松ガールズバー殺人》被害者・竹内朋香さん(27)の夫の慟哭「妻はとばっちりを受けただけ」「常連の客に自分の家族が殺されるなんて思うかよ」
週刊ポスト
サークル活動に精を出す悠仁さま(2025年4月、茨城県つくば市。撮影/JMPA)
《普通の大学生として過ごす等身大の姿》悠仁さまが筑波大キャンパス生活で選んだ“人気ブランドのシューズ”ロゴ入りでも気にせず着用
週刊ポスト
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
遠野なぎこさん(享年45)、3度の離婚を経て苦悩していた“パートナー探し”…それでも出会った「“ママ”でいられる存在」
NEWSポストセブン
レッドカーペットに登壇した大谷夫妻(時事通信フォト)
《産後“ファッション迷子期”を見事クリア》大谷翔平・真美子さん夫妻のレッドカーペットスタイルを専門家激賞「横顔も後ろ姿も流れるように美しいシルエット」【軍地彩弓のファッションNEWS】
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 石破政権が全国自治体にバラ撒いた2000億円ほか
「週刊ポスト」本日発売! 石破政権が全国自治体にバラ撒いた2000億円ほか
NEWSポストセブン