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最大の暖かさを追求したウール寝具 羊の背中にいるような寝心地のよさを実現

掛け毛布と敷き毛布がある

掛け毛布と敷き毛布があり、サイズはそれぞれシングル・セミダブル・ダブル・クイーン。自宅での洗濯も可能(手洗いコースなどの弱水流で)

 寝具メーカー「ディーブレス」が企画・開発する、ソフトで上質なウールにこだわった高級ウール寝具ブランド「ソフゥール」。累計販売数は22万枚を突破し、2022年9月には、今回紹介する「マキシム・ザ・ソフゥール」が誕生した。

「“マキシマム”という名のとおり、ソフゥールブランドのなかで最大の暖かさを追求しました。同ブランドの別商品と比較して毛密度は1.46倍。ウール本来の風合いを引き出すために、高密度にこだわっています」(同社・商品企画担当の増田吉史さん、以下同)

 素材をすべてオーストラリア産ラムズウールに限定し、日本国内で製造している。

「ウール毛布は一般的に、日焼けによって硬くなった羊の背中や、汚れの目立つ腹部に生える紡毛を使う場合が多いです。しかしこの製品は、生後6~10か月の仔羊のファーストカット羊毛“ラムズウール”を、しかも抜群にやわらかい脇腹部分の梳毛のみを使用しています。ちなみに、ラムズウールはオーストラリアの羊毛生産量のうち約0.32%以下しか採取されない稀少な素材です」

 さらに、もともとのやわらかさを生かすスライバーニット製法を採用。これは、羊毛などの原料を糸にせず、ロープ状に加工して編み込んで生地を作る手法だ。ふんわりとしたウールを綿状の束にし、専用の機械で編み込んでいるため、生地そのものが空気をたっぷりと含むようになる。保温性に優れ、やわらかな肌触りが味わえる。

「ウールは吸湿発散性に優れた素材なので、サラッとしていて蒸れ感が少なく、快適なぬくもりを感じられます」

 真価をより実感するには、まずは敷き毛布がおすすめだ。

「睡眠中に体から放出された熱は下(床面方向)にも向かいます。敷き毛布はその熱を逃さずキャッチして蓄えるので、保温効果が格段に上がります」

 本製品の毛足は約35mmと長く、指先が埋もれるほどのふっくら感。モコモコの羊の背中にいるような寝心地のよさに包まれる。愛用者からは「電気毛布がいらなくなった」「布団に入った瞬間から暖かい」といった声が寄せられている。仔羊から生まれたやさしい暖かさが、スムーズな眠りへと誘ってくれる逸品だ。

◇商品DATA
『マキシマム・ザ・ソフゥール』敷き布団 シングルサイズ/2万7500円(メーカー希望小売価格)

取材・文/藤岡加奈子

※女性セブン2023年2月2日号

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