小野寺吟雲の子役時代(右は近藤和希)

小野寺吟雲の子役時代(右は近藤和希)

 彼は既に世界中で“Ginwoo”の愛称で親しまれ、プロアマ問わず、海外のスケーターからも、そのスキルやトリックを評価されている。昨年は「第5回マイナビ日本スケートボード選手権大会」で日本最年少優勝するなど、華々しい戦績を誇るうえ、Instagramのフォロワー数が15万人以上。若者に人気の米国人ラッパー、リル・ウェイン&リッチ・ザ・キッドのMVにも登場するなど目覚ましい活躍を続けている。

 かつての所属タレントたちも、それぞれ一世を風靡したキッズだったが、世界的に有名なスケーターが『シュガー~』入りしたとは、正直なところ、「やや畑違いではないか」との印象をもった業界関係者らがザワついているというワケだ。

 が、「実は彼は幼少期、弊社でキッズモデルとして活躍していたんです」と事務所関係者から聞いて解せた。

 子役事務所やキッズモデル事務所で不可欠なのは、所属タレントの保護者のサポートである。ステージママという言葉は、こうした現場から生まれたものであり、事実、ドラマや映画、CMなどの現場では、事務所関係者だけでなく、子供のママやパパが付き添うのがマストだ。

 そして、、少年少女のアスリートにもコーチ以外に保護者のサポートやフォローが日々、欠かせない。。それは既に世界的に有名なスケーターである小野寺吟雲の場合も同様だが、キッズモデル時代から気心が知れているうえ、保護者と共に所属タレントの成長を見守ることに長けている『シュガー~』が日本国内の活動のサポートをするとなれば、この上なく安心に違いない。

 既にスポーツ番組や、スポーツ雑誌からの取材が多数舞い込んでいると聞く。キッズモデル出身の世界的スケーター、小野寺吟雲の顔と名前を今年はさまざまなところで見ることになるはずだ。

◆山田美保子
『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)などを手がける放送作家。コメンテーターとして『ドデスカ!』(メ~テレ)、『アップ!』(同)、『1周回って知らない話』(日本テレビ系)、『サンデージャポン』(TBS系)に出演中。CM各賞の審査員も務める。

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