芸能

12才の世界的スケーター・小野寺吟雲がモデルプロダクションに所属した事情

12才の世界的スケーター・小野寺吟雲

12才の世界的スケーター・小野寺吟雲

 プロダクションに所属し芸能界でも活躍するアスリートは多いが、世界的スケーター・小野寺吟雲(12歳)もその1人だ。小野寺らアスリートのマネジメント事情について、コラムニストで放送作家の山田美保子さんが解説する。

 * * *
 2022年7月期(スタートは6月26日)、綾野剛主演の「日曜劇場『オールドルーキー』」(TBS系)でクローズアップされ、視聴者に浸透したのがスポーツマネジメント会社だ。

 綾野演じる新町亮太郎はサッカーの知識しかもたない元・日本代表選手だったが、セカンドキャリア模索中に出会った『ビクトリー』で、現役アスリートに寄り添ったマネジメントや、代理人などを誠心誠意で務め、結果、関わったアスリートから信頼された。

 現在、国内には『ビクトリー』のような会社が複数実在しており、異なる種目のアスリートが多数所属している。

 CMや講演、メディア出演の窓口であり、他にも肖像権やパブリシティ権、契約更新などに関わる事務所もある。看板となっているアスリートの名前を見つけて「安心して入れる」とか、「先輩の〇〇さんの紹介で入れてもらった」などという話をよく聞く。

 そうした事務所とは別に、芸能プロダクションを所属先に選ぶ者も少なくない。

『ホリプロ』の「スポーツ文化事業部」はその筆頭で、設立は、サッカー元日本代表の武田修宏を迎えるためだったと聞く。武田氏は昨年3月に退所したが、代わって槙野智章が所属したことが大きな話題になったし、バレーボールの大林素子や、野球の岩本勉、水泳の宮下純一ら、さすがにメディア露出が多いという印象がある。

 また、フリーアナウンサーが多数所属する『セント・フォース』には、バドミントンの潮田玲子やビーチバレーの坂口佳穂が、系列のスポーツ・文化人セクション『ZONE』にはバスケットボールの五十嵐圭やボディービルの安井友梨が在籍している。

日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した子役もかつて所属

 果たして、1月26日、モデル及び芸能事務所の『シュガーアンドスパイス』への所属を発表したのが12歳の世界的スケーター、小野寺吟雲(おのでら・ぎんう)だ。

『シュガー~』にはかつて、ウエンツ瑛士や三吉彩花、映画『パコと魔法の絵本』に主演し、「日本アカデミー賞」で新人俳優賞に輝いたアヤカ・ウィルソン。さらには、『あっぱれさんま大先生』(フジテレビ系)出演後、『たらこ・たらこ・たらこ』を大ヒットさせた「キグルミ」の志村玲那らが所属していた。

 つまり、日本人や外国人のベビー&キッズモデルの最大手で、広告業界や幼児向け雑誌の関係者なら知らない者はいない有名プロダクションである。

 そんな『シュガー~』に、オリンピック強化指定選手Sランクを史上最年少で獲得した小野寺吟雲が所属したというリリースに業界内がザワついている。

関連記事

トピックス

アルジェリア人のダビア・ベンキレッド被告(TikTokより)
「少女の顔を無理やり股に引き寄せて…」「遺体は旅行用トランクで運び出した」12歳少女を殺害したアルジェリア人女性(27)が終身刑、3年間の事件に涙の決着【仏・女性犯罪者で初の判決】
NEWSポストセブン
19歳の時に性別適合手術を受けたタレント・はるな愛(時事通信フォト)
《私たちは女じゃない》性別適合手術から35年のタレント・はるな愛、親には“相談しない”⋯初めての術例に挑む執刀医に体を託して切り拓いた人生
NEWSポストセブン
ガールズメッセ2025」に出席された佳子さま(時事通信フォト)
佳子さまの「清楚すぎる水玉ワンピース」から見える“紀子さまとの絆”  ロングワンピースもVネックの半袖タイプもドット柄で「よく似合う」の声続々
週刊ポスト
永野芽郁の近影が目撃された(2025年10月)
《プラダのデニムパンツでお揃いコーデ》「男性のほうがウマが合う」永野芽郁が和風パスタ店でじゃれあった“イケメン元マネージャー”と深い信頼関係を築いたワケ
NEWSポストセブン
多くの外国人観光客などが渋谷のハロウィンを楽しんだ
《渋谷ハロウィン2025》「大麻の匂いがして……」土砂降り&厳戒態勢で“地下”や“クラブ”がホットスポット化、大通りは“ボヤ騒ぎ”で一時騒然
NEWSポストセブン
各地でクマの被害が相次いでいる(左・共同通信)
《熊による本格的な人間領域への侵攻》「人間をナメ切っている」“アーバン熊2.0”が「住宅街は安全でエサ(人間)がいっぱい」と知ってしまったワケ 
声優高槻かなこ。舞台や歌唱、配信など多岐にわたる活躍を見せる
【独占告白】声優・高槻かなこが語る「インド人との国際結婚」の真相 SNS上での「デマ情報拡散」や見知らぬ“足跡”に恐怖
NEWSポストセブン
人気キャラが出現するなど盛り上がりを見せたが、消防車が出動の場面も
渋谷のクラブで「いつでも女の子に(クスリ)混ぜますよ」と…警察の本気警備に“センター街離れ”で路上からクラブへ《渋谷ハロウィン2025ルポ》
NEWSポストセブン
クマによる被害
「走って逃げたら追い越され、正面から顔を…」「頭の肉が裂け頭蓋骨が見えた」北秋田市でクマに襲われた男性(68)が明かした被害の一部始終《考え方を変えないと被害は増える》
NEWSポストセブン
園遊会に出席された愛子さまと佳子さま(時事通信フォト/JMPA)
「ルール違反では?」と危惧する声も…愛子さまと佳子さまの“赤色セットアップ”が物議、皇室ジャーナリストが語る“お召し物の色ルール”実情
NEWSポストセブン
9月に開催した“全英バスツアー”の舞台裏を公開(インスタグラムより)
「車内で謎の上下運動」「大きく舌を出してストローを」“タダで行為できます”金髪美女インフルエンサーが公開した映像に意味深シーン
NEWSポストセブン
「原点回帰」しつつある中川安奈・フリーアナ(本人のInstagramより)
《腰を突き出すトレーニング動画も…》中川安奈アナ、原点回帰の“けしからんインスタ投稿”で復活気配、NHK退社後の活躍のカギを握る“ラテン系のオープンなノリ”
NEWSポストセブン